涸沢小屋
奥穂高岳のすそにある山小屋
概要
編集初代の小屋は上高地山案内人組合によって建設されて1939年(昭和14年)に開業[1][2][3]。当初は組合の所有で、案内人であった奥原茂樹が管理人を務めた[4]。1958年(昭和33年)には奥原に営業権が譲渡されたが翌年12月に奥原が急逝したため[4]、息子の広次が2代目となって運営が続けられたものの、建物の老朽化に伴い1964年(昭和39年)に建て替えられた[3][4]。この山小屋は以降36年間に渡って登山客の宿泊施設として利用されたのち、2000年(平成12年)秋から再度の改築が始められ、翌2001年(平成13年)7月20日に新装オープンしている[4]。奥原広次は52年に渡って涸沢小屋の主人として登山者に親しまれたが2011年(平成23年)5月に亡くなり[5]、現在は芝田洋祐が3代目の主人を務める[4]。
小屋のデータ
編集- 営業期間
- 4月27日から11月初旬まで
- 収容人数 約100人
料金などは公式サイト参照。
所在地
編集脚注
編集- ^ a b 信州大学山岳科学総合研究所 情報企画チーム「梅干野成央 涸沢の山岳建築:その歴史にみる「山岳・雪氷・建築」」『山岳科学総合研究所ニュースレター 第33号』(レポート)2012年 。2022年7月25日閲覧。
- ^ “歴史”. 涸沢小屋. 2013年5月20日閲覧。
- ^ a b “涸沢小屋 来春建て替え 環境配慮型のトイレ検討”. 信毎Web (2000年11月25日). 2013年5月20日閲覧。
- ^ a b c d e “今昔物語2”. 涸沢小屋. 2013年5月20日閲覧。
- ^ “涸沢小屋主人だった故・奥原さん追悼の写真展 安曇野で常連客ら”. 信毎Web (2012年5月15日). 2013年5月20日閲覧。
近隣の山小屋
編集外部リンク
編集座標: 北緯36度17分43.9秒 東経137度39分38.1秒 / 北緯36.295528度 東経137.660583度