涪陵区

中国重慶市の市轄区

涪陵区(ふりょうく[1])は中華人民共和国重慶市に位置する市轄区ザーサイの名産地として知られる。また、鎌倉市にある臨済宗の本山、建長寺である蘭渓道隆の故郷でもある。

中華人民共和国 重慶直轄市 涪陵区
長江との合流点付近に架かる涪陵烏江二橋。右側は涪陵区市街
長江との合流点付近に架かる涪陵烏江二橋。右側は涪陵区市街
長江との合流点付近に架かる涪陵烏江二橋。右側は涪陵区市街
重慶市中の涪陵区の位置
重慶市中の涪陵区の位置
重慶市中の涪陵区の位置
簡体字 涪陵
繁体字 涪陵
拼音 Fúlíng
カタカナ転写 フーリン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
直轄市 重慶
行政級別 市轄区
建置 紀元前277年
改制 1998年
面積
総面積 2,946 km²
人口
総人口(2004) 169.7 万人
市区人口(2004) 54.5 万人
経済
電話番号 023
郵便番号 408000
行政区画代碼 500102
公式ウェブサイト http://fl.cq.gov.cn/

地理

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長江の支流・烏江が南から流れ、長江に合流する地点にある。域内には低い山が広がる。重慶市の中で3番目の広さを持っている。

歴史

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区名は区内を流れる烏江の旧称である涪水と、巴国陵墓の所在地であることから命名された。

周代は巴国の版図であり、戦国時代中期よりの領土、後にが楚を征服すると巴郡を設置された。前277年、枳県が設置され、347年永和3年)に東晋により涪陵郡が設置された。西魏には合州、隋代には涪州が設置された。元代以降は重慶府涪州として清末まで沿襲された。中華民国が成立すると涪陵県は当初東川道の管轄とされたが、1928年に四川省に改編された。

中華人民共和国が成立すると1950年1月に川東行署涪陵専区が設置され、1968年に涪陵地区と改称、1995年に地区級の涪陵市に改編され、更に1998年6月に重慶市管轄の涪陵区となり現在に至る。

行政区画

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下部に9街道、16鎮、2郷を管轄する。

  • 街道
    • 敦仁街道、崇義街道、茘枝街道、江北街道、江東街道、李渡街道、竜橋街道、白濤街道、馬鞍街道
    • 南沱鎮、青羊鎮、百勝鎮、珍渓鎮、清渓鎮、焦石鎮、馬武鎮、竜潭鎮、藺市鎮、新妙鎮、石沱鎮、義和鎮、同楽鎮、大順鎮、増福鎮、羅雲鎮
    • 大木郷、武陵山郷
 
長江川岸の白鶴梁石魚

交通

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鉄道

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道路

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健康・医療・衛生

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  • 重慶市涪陵中心医院
  • 涪陵区中医院
  • 涪陵協和医院

脚注

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  1. ^ 涪陵”. コトバンク. 2020年11月1日閲覧。

関連項目

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