海南FC
海南FC(かいなんエフシー、Kainan Football Club)は和歌山県海南市を本拠地とする総合型地域スポーツクラブである。Jリーグ百年構想クラブの認定を目指している。
海南FC | |
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原語表記 | 海南フットボールクラブ[1] |
呼称 | 海南FC[1] |
愛称 | KFC |
クラブカラー |
青 黒 白 |
創設年 | 1971年 |
所属リーグ | 和歌山県社会人サッカーリーグ (海南FCシニアA、海南FCシニアB) |
所属ディビジョン |
1部 (海南FCシニアA) 3部 (海南FCシニアB) |
クラブライセンス | (未承認) |
ホームタウン | 和歌山県海南市[1] |
ホームスタジアム |
紀三井寺運動公園補助陸上競技場 橋本市運動公園陸上競技場 上富田スポーツセンター球技場 |
収容人数 |
1,650 (橋本市陸) 3,000 (上富田球) |
運営法人 | 特定非営利活動法人スポーツ・リパブリック ソラティオーラ和歌山 |
代表者 | 奥野修造 |
監督 | 奥野翔 (海南FCシニアA) |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
国籍 | 日本 |
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格付 | 特定非営利活動法人 |
コード | 7170005001994 |
専門分野 | 学術・文化・芸術・スポーツ、子どもの健全育成 |
設立日 | 2005年11月8日 |
代表者 | 及川達也(理事長) |
活動地域 | 和歌山県海南市 |
主な事業 | 保健・医療・福祉、社会教育、まちづくり、国際協力、子どもの健全育成、連絡・助言・援助 |
郵便番号 | 642-0012 |
事務所 | 和歌山県海南市岡田513番地4 |
座標 |
北緯34度10分13.3秒 東経135度13分14.0秒 / 北緯34.170361度 東経135.220556度座標: 北緯34度10分13.3秒 東経135度13分14.0秒 / 北緯34.170361度 東経135.220556度 |
外部リンク | http://www.solatiora.com |
本項目ではシニアA(トップチーム)を中心に、主にサッカー部門について記す。
クラブ概要
編集2016年現在、シニアA・B・C、レディース、男女ジュニアユース(U-15)、ジュニア(U-12)、スクール(U-10)などのカテゴリが存在し、そのすべてが特定非営利活動法人スポーツ・リパブリック ソラティオーラ和歌山によって運営されている。
歴史
編集- 1971年 海南高校サッカー部OBを中心に創設[2]。
- 1987年 女子チームとして海南FCシャウトが発足[2]。
- 1988年 男子中学生を対象としたジュニアユースチームとして海南FCエンジェルスが発足[2]。
- 1989年 セカンドチームとして海南FCシニアBが発足[2]。
- 1991年 小学4年生の男女を対象に海南FC少年サッカースクールが発足[2]。
- 2001年
- シニアAが第81回天皇杯全日本サッカー選手権大会に初出場[2]。
- ユースチームとして海南FCユースが発足[2]。
- 2003年 35歳以上の男子を対象に海南FCシニアCが発足[2]。
- 2004年 ジュニアチームとして海南FCジュニアが発足[2]。
- 2005年 新たな運営法人として特定非営利活動法人 スポーツ・リパブリック・ソラティオーラ和歌山が設立[2]。
- 2006年 ロードランニング部門として「ロードランニング・クラブ アゲイン」と業務提携を結ぶ[2]。
- 2008年 フットサルチームとしてSOLATIORA FUTSAL CLUBが発足[2]。
- 2014年 海南FCシニアBが一年間の活動休止[3]。
- 2016年 女子中学生を対象としたジュニアユースチームとして海南FCシャウトU-15が発足[4]。
カテゴリ
編集シニアA
編集1971年に発足した海南FCのトップチーム[2] で、和歌山県リーグ1部に所属。リーグ最多18回の優勝[2]を誇っており、天皇杯には2回の出場を果たすなど、和歌山県内随一の実力を誇っている。登録名は海南フットボールクラブ[5] で、将来のJリーグ加盟を目指している[2]。
シニアB
編集1989年に発足した海南FCのセカンドチーム。和歌山県リーグ3部に所属。生活の中にサッカーを根付かせ楽しみたい大人と、シニアAを目指す若者のためのチームである。登録名は、2012年まではVIVA海南フットボールクラブ、2013年以降はSOLATIORA WAKAYAMAである。2014年は試合に参加できる選手数の減少からか[注釈 1]、活動を休止していた[3]。
シニアC
編集2003年に発足した海南FCのサードチーム。対象は35歳以上の男子[2]で、和歌山県シニア40サッカーリーグに所属[2]。登録名は海南フットボールクラブGIOCOSO[7] である。
レディース
編集1987年に発足した和歌山県内初の一般女子チーム[2]。関西女子リーグ2部に所属。登録名は海南FCシャウトである。
ユース (U-18)
編集2001年に発足した和歌山県内初のクラブユース(U-18)チーム[2]。2009年に活動を休止[2]。
ジュニアユース (U-15)
編集ジュニアユースには以下の2つのカテゴリが存在する。
男子
編集1988年に発足した男子中学生を対象とする和歌山県内初のクラブユース(U-15)チーム[2]。高円宮杯U-15サッカーリーグ和歌山県3種ステップリーグに所属。登録名は海南FCエンジェルス[2]である。
女子
編集2016年に発足した女子中学生を対象とした海南FCシャウトのクラブユース(U-15)チーム。正式名称は海南FCシャウトU-15である[4]。
ジュニア (U-12)
編集ジュニアには以下の2つのカテゴリが存在する。
海南FCソラティオーラ
編集2011年に発足した海南FCのジュニアチーム。バレンシアCFジャパンフットボールスクールの校長や、セレッソ大阪ユースの監督を務めた経験を持ち、現在は海南FCテクニカルアドバイザーを務める中谷吉男が指導している[2]。海南FCジュニアと同じく、こくみん共済U-12サッカーリーグ海南海草ブロックに所属している。
海南FCジュニア
編集2004年に発足した海南FCのジュニアチーム。対象は小学5・6年生の男女[2]で、海南FCソラティオーラと同じく、こくみん共済U-12サッカーリーグ海南海草ブロックに所属している。
スクール
編集1991年に発足した海南FCのサッカースクールで、U-10チームとU-8チームに分かれている[2]。対象は小学4年生までの男女[2]で、海南FCソラティオーラ・海南FCジュニアで活動すること以外のニーズを持っている人。正式名称は海南FC少年サッカースクールである。
フットサル
編集2008年に発足した海南FCのフットサルチーム。2016年は和歌山県フットサルリーグ1部に所属しており、登録名はSOLATIORA FUTSAL CLUB[8] である。
その他、ロードランニング部門やドッジボール部門、トレイルウォーキング部門が存在する[2]。
戦績 (シニアA)
編集リーグ戦
編集年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 天皇杯 |
2001 | 和歌山県1部 | 2回戦敗退 | |||||||||
2002 | 優勝 | 9 | 県予選敗退 | ||||||||
2003 | 4位 | 16 | 9 | ||||||||
2004 | 優勝 | 7 | |||||||||
2005 | 優勝 | 21 | 8 | 7 | 0 | 1 | 12 | ||||
2006 | 2位 | 21 | 8 | 7 | 0 | 1 | 24 | ||||
2007 | 優勝 | 22 | 8 | 7 | 1 | 0 | 23 | ||||
2008 | 優勝 | 24 | 8 | 8 | 0 | 0 | 23 | 5 | -18 | 1回戦敗退 | |
2009 | 2位 | 21 | 9 | 7 | 0 | 2 | 33 | 9 | 24 | 県予選敗退 | |
2010 | 2位 | 20 | 9 | 6 | 2 | 1 | 40 | 10 | 20 | ||
2011 | 2位 | 13 | 6[註 1] | 3 | 1 | 2 | 16 | 7 | 9 | ||
2012 | 2位 | 21 | 8 | 7 | 0 | 1 | 28 | 8 | 20 | ||
2013 | 優勝 | 24 | 10 | 7 | 3 | 0 | 18 | 5 | 13 | ||
2014 | 優勝 | 26 | 10 | 8 | 2 | 0 | 31 | 8 | 23 | ||
2015 | 2位 | 24 | 10 | 8 | 0 | 2 | 48 | 11 | 37 | ||
2016 | 優勝 | 30 | 10 | 10 | 0 | 0 | 58 | 8 | 50 | ||
2017 | 優勝 | 24 | 10 | 8 | 0 | 2 | 50 | 11 | 39 | ||
2018 | 優勝 | 25 | 10 | 8 | 1 | 1 | 40 | 8 | 32 | ||
2019 | 2位 | 23 | 10 | 7 | 2 | 1 | 27 | 10 | 17 | ||
2020 | 2位 | 12 | 5 | 4 | 0 | 1 | 18 | 5 | 13 | ||
2021 | 4位 | 10 | 6 | 3 | 1 | 2 | 10 | 6 | 4 | ||
2022 | 2位 | 19 | 10 | 6 | 1 | 3 | 21 | 21 | 0 | ||
2023 | 5位 | 8 | 10 | 2 | 2 | 6 | 16 | 19 | -3 |
注釈
- ^ 本来は9チームが参加する予定であったが、ファンタジスタとクーゲルFCが失格となったため7チームで争うこととなった。
天皇杯
編集- 出場2回(2018年現在)
回 | 年月日 | ラウンド | 会場 | 得点 | 対戦相手 | 観客 |
81 | 2001年11月25日 | 1回戦 | 橋本市陸 | 1 - 1 4 PK 2 |
テイヘンズFC | |
2001年12月2日 | 2回戦 | 都田 | 6 - 0 | 本田技研 | ||
88 | 2008年9月14日 | 1回戦 | 紀三井寺陸 | 0 - 2 | 愛媛大学 | 583 |
全国クラブチームサッカー選手権大会
編集- 出場1回(2018年現在)
回 | 年月日 | ラウンド | 会場 | 得点 | 対戦相手 | 観客 |
23 | 2016年10月8日 | 1回戦 | 紀三井寺陸 | 5-2 | FC.SIRIUS尾張 | 200 |
2016年10月9日 | 準々決勝 | 桃源郷 | 4-2 | R.K.クラシック | 300 | |
2016年10月10日 | 準決勝 | 紀三井寺陸 | 1-3 | いわきFC | 300 |
所属選手・スタッフ (シニアA)
編集スタッフ
編集役職 | 氏名 | 前職 | 備考 |
監督 | 奥野翔 | 海南FC 選手 | |
コーチ | 秋月貢 | SOLATIORA WAKAYAMA 選手 | 選手兼コーチ |
コーチ | 池田佳津宏 | 和歌山紀北蹴球団 選手 | |
コーチ | 落合崇司 | 選手兼コーチ | |
コーチ | 嶋田洸介 | 海南FC 選手 | |
コーチ | 嶋田凌 | 海南FC 選手 | |
コーチ | 鈴木啓治 | Chukyo univ.FC | 選手兼コーチ |
コーチ | 東岡伸佳 | 海南FC 選手 | |
コーチ | 藪上洋人 | F.C.トリッキー 選手 | 選手兼コーチ |
コーチ | 山田真喜 | 海南FC 監督 |
選手
編集Pos | No. | 選手名 | 前所属 | 備考 |
GK | 1 | 松下裕城 | 和歌山紀北蹴球団 | |
12 | 津村陽平 | 各務原BROTHERS | ||
21 | 鈴木啓治 | Chukyo univ.FC | 選手兼コーチ | |
DF | 2 | 西原潤 | FC.gravatas | |
3 | 中谷剛 | アミティエSC京都 | ||
13 | 藪上博人 | F.C.トリッキー | 選手兼コーチ | |
14 | 藤本誠也 | 福岡大学 | ||
15 | 嶋田洸介 | 海南高校 | ||
23 | 今村文俊 | 田辺高校 | ||
MF | 4 | 清水雄司 | 和歌山工業高校 | |
5 | 東方信道 | 海南高校 | ||
6 | 山﨑大嗣 | 大隅NIFS ユナイテッドFC | ||
7 | 小林大修 | 海南高校 | ||
10 | 桂木啓斗 | 和歌山紀北蹴球団 | ||
11 | 山口翔平 | 高知大学 | ||
15 | 秦啓太 | 流通科学大学 | ||
17 | 福永惇 | FC.gravatas | ||
19 | 落合崇司 | 選手兼コーチ | ||
FW | 8 | 東海直樹 | 岸和田クラブ | |
9 | 村上雅哉 | 大阪教育大学 | ||
16 | 中尾祥一朗 | モンキー・バナナFC | ||
17 | 土屋貴裕 | 大阪教育大学 | ||
20 | 秋月貢 | SOLATIORA WAKAYAMA | 選手兼コーチ | |
22 | 田伏佑規 | 海南高校 | ||
24 | 川嶋元 | 粉河高校 | ||
25 | 西村宣哉 | 和歌山北高校 |
ユニフォーム
編集
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|
チームカラー
編集- 青、 黒、 白
ユニフォームスポンサー
編集掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | なし | - | - | |
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鎖骨 | なし | - | - | |
背中上部 | なし | - | - | |
背中下部 | なし | - | - | |
袖 | なし | - | - | |
パンツ | なし | - | - |
ユニフォームサプライヤー
編集注釈
編集脚注
編集- ^ a b c 『第52回全国社会人サッカー選手権関西大会』(プレスリリース)2016年7月10日 。2016年9月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa “クラブ紹介”. 海南FC. 2016年2月7日閲覧。
- ^ a b “シニアB、リスタート! 後半戦に向けて”. 海南FC. 2016年9月21日閲覧。
- ^ a b “海南FC シャウトU-15(中学生)新規創設につき練習会と選手募集のお知らせ”. ジュニアサッカーNEWS. 2016年9月21日閲覧。
- ^ “海南フットボールクラブ”. 一般社団法人和歌山県サッカー協会. 2016年9月21日閲覧。
- ^ 来シーズンに向けて
- ^ “1種(社会人・大学)”. 一般社団法人和歌山県サッカー協会. 2016年9月21日閲覧。
- ^ “ソラティオーラ フットサル クラブ”. 海南FC. 2016年9月21日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 海南FC (KAINAN.FC.TOP) - Facebook
- ソラティオーラ和歌山 (@solatiora) - Instagram
- ブログ