海会寺 (堺市)
海会寺（かいえじ）は、大阪府堺市堺区にある臨済宗東福寺派の寺院。本尊は阿弥陀如来。
| 海会寺 | |
|---|---|
 本堂と山門（2020年5月）  | |
| 所在地 | 大阪府堺市堺区南旅籠町東3丁1-2 |
| 位置 | 北緯34度34分7.5秒 東経135度28分10.0秒 / 北緯34.568750度 東経135.469444度 |
| 宗派 | 臨済宗東福寺派 |
| 本尊 | 阿弥陀如来 |
| 創建年 | 元弘2年（1332年） |
| 開山 | 乾峯士曇 |
| 文化財 | 本堂、庫裏及び門廊（重要文化財） |
| 法人番号 | 8120105000735 |
歴史
編集元弘2年（1332年）、乾峯士曇によって開口神社の南に創建された。文明16年（1484年）頃に季弘大叔が著した「蓆軒日録」にも記録がある。
1615年（慶長20年）、大坂夏の陣で伽藍が焼失したが、南宗寺住職・沢庵宗彭の助力によって南宗寺の塔頭として現在地である南宗寺境内の一角に移転、再建された。なお、移転前の地には祥雲寺が建築された。方広寺梵鐘の鐘銘を書いたことで知られる文英清韓も当寺の住職であった。後に南宗寺の塔頭から独立し、臨済宗東福寺派の寺院となったが、これまで通り南宗寺の境内に寺基を構えている。
山門を潜ると門廊があり、本堂と庫裏がある。
境内
編集文化財
編集重要文化財
編集堺市指定有形文化財
編集- 牡丹花詩集 附：春慶塗覆蓋単箱 1合、妙智院令椿折紙書状 1通、牡丹花詩序釈文 1通 - 乾峯士曇ら33人の禅僧が「牡丹」を題に作った漢詩を集めたもの。
現地情報
編集所在地
編集大阪府堺市堺区南旅籠町東3丁1-2
アクセス
編集周辺
編集脚注
編集- ^ 「海会寺本堂、庫裏及び門廊 2棟」の名称で1件の重要文化財として指定されているが、内訳は「本堂及び庫裏」「門廊」がそれぞれ1棟となる。
- ^ “海会寺本堂、庫裏及び門廊”. 堺市. 2020年7月4日閲覧。
- ^ “海会寺本堂、庫裏及び門廊 門廊”. 文化遺産オンライン. 2020年6月26日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 海会寺本堂,庫裏及び門廊 - 堺市