海にかかる霧
『海にかかる霧』(うみにかかるきり、原題:해무)は、2014年公開の韓国映画。2001年に起きたテチャン号事件を戯曲化したものを、映画監督のポン・ジュノのプロデュースにより映画化[1]。ポン・ジュノ監督作品『殺人の追憶』などで脚本を務めたシム・ソンボの初監督作品となった。
元東方神起・元JYJのパク・ユチョンが映画デビューし、青龍映画賞新人男優賞など多数の映画賞新人賞を受賞した。2015年のアカデミー賞外国語映画賞韓国代表作品。
海にかかる霧 | |
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해무 | |
監督 | シム・ソンボ |
脚本 |
シム・ソンボ ポン・ジュノ |
原作 | キム・ミンジョン |
製作 |
チョ・ヌニョン キム・デファン ポン・ジュノ |
出演者 |
キム・ユンソク パク・ユチョン |
音楽 | チョン・チェイル |
撮影 | ホン・ギョンピョ |
編集 |
キム・サンボム キム・ジェボム |
配給 |
ネクスト・エンターテインメント・ワールド ツイン |
公開 |
2014年8月13日 2015年4月17日 |
上映時間 | 111分 |
製作国 | 韓国 |
言語 | 韓国語 |
海にかかる霧 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 해무 |
漢字: | 海霧 |
発音: | ヘム |
日本語読み: | うみにかかるきり |
ストーリー
編集漁船チョンジン号の船長チョルジュ(キム・ユンソク)は不漁に苦しみ、漁船の修理もままならないほどに困窮していた。新人乗組員ドンシク(パク・ユチョン)以下5人の乗組員の生活のための金策に走り回る中、チョルジュは中国の朝鮮族の密航を仕方なく引き受けることとなった。密航決行の夜、荒れた沖合に出たチョンジン号に中国船から飛び移る密航者たちの中で、一人の若い女性ホンメ(ハン・イェリ)が海に転落する。それを見たドンシクは海に飛び込み、ホンメを救出する。しだいにホンメに好意を抱くようになったドンシクはホンメを船の機関室に招き入れるが、そこに海洋警察の巡視船が現れる。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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カン船長 | キム・ユンソク | 山路和弘 |
ドンシク | パク・ユチョン | 浪川大輔 |
ホンメ | ハン・イェリ | 渡辺広子 |
機関長 ワノ | ムン・ソングン | こねり翔 |
甲板長 ホヨン | キム・サンホ | 天田益男 |
ギョング | ユ・スンモク | 中村和正 |
チャンウク | イ・ヒジュン | 水越健 |
ユルニョ | チョ・ギョンスク | 御沓優子 |
オナム | チョン・インギ | 渡邉隼人 |
ギルス | キム・ヨンウン | 河合みのる |
スンジョ | キ・ジュボン | こねり翔 |
キム係長 | ユン・ジェムン | 西谷修一 |
ヨ・サング | チョ・ドクチェ | 水越健 |
- 日本語版制作スタッフ:演出:市来満、翻訳:高橋結花、制作:くりぷろ