浅畑川(あさばたがわ)は、静岡県静岡市葵区を流れる二級河川である。

浅畑川
浅畑川中流(右奥は麻機遊水池第3工区)
水系 二級水系 巴川
種別 二級河川
延長 1.37 km
流域面積 3.0 km2
水源 静岡市沼上最終処分場(葵区北沼上)に隣接する雨水調整池
河口・合流先 巴川への合流点
流域 静岡県静岡市葵区

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巴川の二級河川の支流としては、左岸で最も上流に位置する。

概要

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静岡市沼上最終処分場(葵区北沼上)に隣接する雨水調整池を主たる水源とするが、二級河川としての管理起点は葵区上土新田字沼上坪564番地先(地図上では葵区諏訪)の落差工となる。

葵区薬師・諏訪・野丈の各地区を南に向かって流下する間、左岸に麻機遊水地第5工区、右岸に同第3工区が整備されつつある。地図上では直線的な河道を成すが、木と石を使って敢えて平面的に蛇行させたり、置石によって縦断面にも変化を持たせる工事が行われ、自然環境が色濃く残されている[1]

浅畑川と越流堤を介して接続する麻機遊水地第3工区は、0.8km²の集水区域から集めた約83万m³の水を貯留できる大規模なもので、これまでも洪水時に浅畑川から一時的に流水を引き込み、下流部の流量を軽減して氾濫防止機能を発揮している。また同工区約55haのうち約52haは、冠水頻度の低い「浅畑緑地」とすべく、静岡市の自然再生緑地整備事業の一環として整備中であり、第一工区内の「あさはた緑地」と共に自然と触れ合える憩いの場になっている[2]

周辺の施設

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脚注

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  1. ^ 都市内中小河川における多自然型川づくりの工夫の事例調査”. 2020年5月5日閲覧。
  2. ^ 巴川流域麻機遊水地 自然再生事業実施計画 平成20年12月”. 巴川流域麻機遊水地自然再生協議会. 2020年5月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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