浅川義範
日本の化学者
浅川 義範(あさかわ よしのり、1941年8月 - )は、日本の化学者。徳島文理大学薬学部教授。徳島大学学芸学部卒業。広島大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。徳島県阿南市出身。
浅川 義範 | |
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GUSI国際平和賞を受賞する浅川(左) | |
生誕 |
浅川 義範(あさかわ よしのり) 徳島県徳島市 |
居住 |
日本 フランス |
研究分野 | 天然有機化学、植物化学 |
研究機関 |
広島大学、 ルイ・パスツール大学、 徳島文理大学 |
出身校 |
徳島大学学芸学部卒業 広島大学大学院理学研究科博士課程修了 |
プロジェクト:人物伝 |
経歴
編集徳島大学学芸学部卒業後、広島大学大学院理学研究科へ進学し理学博士を取得。同大学理学部助手、フランスのルイ・パスツール大学博士研究員及びフランス化学研究所員、徳島文理大学薬学部教授、徳島大学、富山大学、岡山大学、東京薬科大学等で非常勤講師を歴任。
また、学会等においては日本蘚苔類学会会長、国際精油化学シンポジウム常任理事、日本生薬学会・日中韓生薬学合同シンポジウム組織委員長などを歴任したほか、2007年にはアジア植物化学協会の初代会長に就任した[1]。
2010年、マレーシア天然物協会の国際ジャックキャノン・ゴールドメダル賞を日本人としてはじめて受賞し、2015年にはフィリピンで開催された第12回GUSI国際平和賞授賞式において日本人として3人目となるGUSI国際平和賞を受賞した。
受賞歴
編集所属学会
編集著書
編集- 『天然有機化合物の400MHzNMRスペクトル集』(通元夫、広川書店、2000年1月)
脚注
編集出典
編集- ^ アジア植物化学協会の初代会長になった徳島文理大学教授 徳島新聞(2007年9月17日) - ウェイバックマシン(2009年9月22日アーカイブ分)