浄立寺 (世田谷区)
東京都世田谷区にある寺院
浄立寺(じょうりゅうじ)は、東京都世田谷区にある浄土真宗本願寺派の寺院。
浄立寺 | |
---|---|
所在地 | 東京都世田谷区桜丘5-50-22 |
位置 | 北緯35度38分51.6秒 東経139度37分9.0秒 / 北緯35.647667度 東経139.619167度座標: 北緯35度38分51.6秒 東経139度37分9.0秒 / 北緯35.647667度 東経139.619167度 |
山号 | 高輪山 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 安土桃山時代 |
開山 | 釈念西法師 |
法人番号 | 3010905000207 |
歴史
編集安土桃山時代、釈念西法師によって開山された。元々は、現在の東京都港区高輪に位置していたことから、山号が「高輪山」となっている。その後、同宗派の西本願寺が浜町御坊(後の築地本願寺)を創建してからは、浜町御坊の寺中に入った。浜町御坊時代には「矢の倉御坊」と呼ばれていた。その後昭和初期までは、築地本願寺とともに歴史を歩んだ[1]。
1923年(大正12年)の関東大震災に罹災したため、1929年(昭和4年)に築地本願寺から分かれて現在地に移転した[1]。
度々火災に遭っているものの、幸いにも寺宝の親鸞・蓮如両上人の肖像や蓮如の六字名号「南無阿弥陀仏」は守り通すことができ、現在に至っている[1]。
交通アクセス
編集脚注
編集参考文献
編集- 『せたがや社寺と史跡(その三)』世田谷区教育委員会、1970年