浄照寺 (豊田市)
愛知県豊田市にある寺院
淨照寺(浄照寺、じょうしょうじ)は、愛知県豊田市若林西町向屋敷62にある真宗大谷派の寺院。山号は向島山。本堂、庫裏、書院が登録有形文化財。
淨照寺 | |
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所在地 | 愛知県豊田市若林西町向屋敷62 |
位置 | 北緯35度01分53.5秒 東経137度05分57.7秒 / 北緯35.031528度 東経137.099361度 |
山号 | 向島山 |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 大谷派 |
創建年 | 永仁4年(1296年) |
開基 | 存澄 |
文化財 | 本堂、庫裏、書院(登録有形文化財) |
法人番号 | 6180305005646 |
歴史
編集永仁4年(1296年)、存澄によって天台宗の寺院として創建された[1]。
室町時代には本願寺8世の蓮如上人が三河国で布教を行ったことで、永正元年(1504年)には天台宗から浄土真宗に改宗した[1]。江戸時代には無住だった時代もあるが、渡邊宗哲によって再興した[1]。
1885年(明治18年)には渡邊徹鑒によって本堂の建設に取り掛かり[1]、1898年(明治31年)に本堂が竣工した[2]。かつて本堂の正面には山門があったが、1926年(大正15年)の竜巻で倒壊した[1]。
2005年(平成17年)12月26日、本堂、庫裏、書院が登録有形文化財に登録された[2]。2011年(平成23年)には本堂の耐震化工事などが竣工した[1]。2013年(平成25年)には本堂の正面に山門が再建された[1]。
文化財
編集本堂は南東を向いて建ち、本堂の北東の書院が、書院の南東に庫裏が接続している[2]。本堂は入母屋造、桟瓦葺であり、向拝が付いている[2]。正面・側面ともに約20mの大きさであり、正面から吹放の縁、外陣、矢来、内陣、後堂と続く[2]。浄照寺のクロマツは豊田市名木に指定されている。
登録有形文化財
編集-
庫裏
-
浄照寺のクロマツ
現地情報
編集- 所在地
- 交通アクセス
脚注
編集参考文献
編集- 『豊田市の寺社建築 2』豊田市教育委員会、1986年。