父は海の神エーギル、母はラーンとされる[1]。
神のヘイムダルの9人の母となる。
『ギュルヴィたぶらかし』第二部『詩語法』では次の9人の名前があがっている[1]。
- ヒミングレーヴァ(Himinglæva)(天に輝く者)
- ドゥーヴァ(Dúfa)(沈める波)
- ブローズグハッダ(Blóðughadda)(血まみれの髪)
- ヘヴリング(Hefring)(高くせり上がる波)
- ウズ(Uðr)(叩き付ける波)
- フレン[注釈 1](Hrönn)(重なる波)
- ビュルギャ(Byrgja)(取り囲む者)
- 『詩語法』の別の箇所ではドゥロヴン[2]またはドロヴン[2](Dröfn)。
- バーラ(Bára)(漂流者を弄ぶ大波)
- コールガ(Kólga)(押し寄せる大波)
- ^ a b 『「詩語法」訳注』34頁。
- ^ a b 『「詩語法」訳注』101頁。
- 「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』第43巻No.特輯号3、谷口幸男訳、1983年。