法伝寺 (岐阜県笠松町)

岐阜県笠松町にある浄土真宗大谷派の寺院

法伝寺(ほうでんじ)は、岐阜県羽島郡笠松町にある浄土真宗大谷派寺院。山号は常行山。本尊は阿弥陀如来美濃郡代所縁の寺である。

 法伝寺
所在地 岐阜県羽島郡笠松町上本町42
位置 北緯35度22分00.6秒 東経136度45分40.5秒 / 北緯35.366833度 東経136.761250度 / 35.366833; 136.761250座標: 北緯35度22分00.6秒 東経136度45分40.5秒 / 北緯35.366833度 東経136.761250度 / 35.366833; 136.761250
山号 常行山
宗派 浄土真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
創建年 享禄元年(1528年)
法人番号 2200005003777 ウィキデータを編集
法伝寺の位置(岐阜県内)
法伝寺
法伝寺
法伝寺 (岐阜県)
テンプレートを表示

歴史

編集
 
山門

享禄元年(1528年)、長池村(現在の笠松町長池)で天台宗の寺院、専慶坊として開かれる。天文4年(1535年)に証如上人にの下で法明坊と改め、満福寺の末寺となる。文禄4年(1595年)に洪水に遭い流亡したが、元和2年(1616年)に現在地で再興した。延宝5年(1677年)に阿弥陀如来を祀る許可を得て、寺号を法伝寺とした。享保19年(1734年)に本堂を改築し、寛保3年(1743年)には梵鐘を鋳造している。この梵鐘は破損したため、寛延3年(1750年)に再鋳している。美濃郡代との関係が深く、その贈物を本山に取り次いでいた。また、郡代の辻守貞が葬られている。

明治24年(1891年)には濃尾地震に遭い被害を受けたが、同31年(1898年)に再建を果たした。

参考文献

編集
  • 笠松町史編纂委員会『笠松町史 下巻』笠松町、1957年