沼川 (静岡県)

静岡県沼津市・富士市を流れる河川

沼川(ぬまがわ)は、静岡県沼津市および富士市を流れる富士川水系の一級河川。流路延長は14.1km。

沼川越しに富士山を望む

地理

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沼津市の足高地区に源を発し南流する。その後、小諏訪地区あたりより流路を西へ変え小河川を併せながら海岸線とほぼ並行するように流れ富士市へ入る。

途中、沼津市原地区で高橋川と合流。同時に沼川第二放水路へ分流する。富士市へ入ると春山川須津川などと合流。中里地区で昭和放水路へ分流後も西へ流れ赤渕川滝川和田川などを併せ鈴川地区で田子の浦港へ流れ込む。港内で小潤井川、潤井川、田子江川などが合流し駿河湾へ注ぐ。

歴史

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  • 1865年韮山代官所より放水路の工事許可が出る[1]
  • 1869年(明治2年)、春に 増田平四郎らにより放水路『水干』(すいほし)が完成。しかし、同年8月には高波により破壊され、その後放置されることとなる[2]
  • 1943年(昭和18年)、水干と同じ場所に昭和放水路が開削される。
  • 1961年(昭和36年)、田子の浦港が開港する。
  • 1974年(昭和49年)、支流である潤井川の星山放水路開削に伴い富士川水系へ編入された。

脚注

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  1. ^ 【広報ふじ平成8年】富士の民話あれこれ
  2. ^ ふじのくに,文化資源,データベース 増田平四郎翁の碑