沼垂城
沼垂城(ぬたりじょう)は、新潟県新潟市中央区にあった日本の城。
沼垂城 (新潟県) | |
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築城主 | 新発田重家 |
築城年 | 1581年 |
主な城主 | 武者善兵衛 |
廃城年 | 1586年 |
再建造物 | 水原代官所(復元) |
概要
編集1581年(天正9年)に勃発した新発田重家の乱において新発田重家が上杉家臣竹俣慶綱の領有していた新潟津を占領し、白山島に新潟城を、対岸の阿賀野川北岸に沼垂城を築城した。そこで上杉景勝は新発田攻撃の本拠地を三条城に、前線基地として木場城を築城した[1]。
1586年(天正14年)10月(1585年11月との資料もあり[1])に沼垂城は新潟城とともに上杉景勝に攻められて落城、そのまま廃城となった[2]。
脚注
編集出典
編集- ^ a b 『新潟市合併町村の歴史 第3巻 (中蒲原郡から合併した町村の歴史 上 沼垂・山ノ下・大形)』新潟市、1980年3月、6-7頁 。
- ^ 新井寛励『新発田因幡守重家伝』新発田郷土同好会、1936年、28-29頁 。