河合 幸男(かわい ゆきお、1922年12月2日 - 2016年9月21日)は、日本の詩人河合紗良(さら)および河合紗己(さき)名義でも活動を行った。

神奈川県横浜市生まれ。横浜市立横浜商業高等学校卒業。堀口大學に学ぶ。詩誌「誌苑」主宰。1967年、詩集『愛と別れ』(河合沙良名義)にて第7回室生犀星詩人賞受賞。[1]2016年、肺炎のため、東京都世田谷区の自宅にて死去。

妻は声楽家の河合敏子[2]

作品

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詩集

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  • 『空幻の花 詩集』 私家版、1946年
  • 『薄花色の歌』 コクラン社、1951年
  • 『愛と別れ』(河合紗良名義) 詩苑社、1967年
  • 『熱い蕾』(河合紗己名義) 詩苑社、1974年

作詞

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  • 「小さな恋」(作曲:林光

脚注

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  1. ^ 平林敏彦「河合幸男 詩集『空幻の花』の奇蹟」『午前 』第十一号、午前社、2017年、64-69頁。
  2. ^ 敏子は脚本家伏見晃の長女。