河原駅
鳥取県八頭郡八頭町国中にある西日本旅客鉄道の駅
河原駅(かわはらえき)は、鳥取県八頭郡八頭町国中字萩原にある西日本旅客鉄道(JR西日本)因美線の駅である。
河原駅 | |
---|---|
駅舎(2007年10月) | |
かわはら Kawahara | |
◄郡家 (3.8 km) (3.3 km) 国英► | |
所在地 | 鳥取県八頭郡八頭町国中字萩原589 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■因美線 |
キロ程 | 14.1 km(鳥取起点) |
電報略号 | カハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
79人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1919年(大正8年)12月20日 |
備考 | 簡易委託駅 |
歴史
編集- 1919年(大正8年)12月20日:鉄道院因美軽便線(現・因美線)鳥取 - 用瀬間開通時に開設[1]。
- 1922年(大正11年)9月2日:軽便線制度廃止に伴い、因美軽便線が因美線に改称、当駅もその所属となる。
- 1928年(昭和3年)3月15日:因美南線開通に伴い、因美線が因美北線に改称、当駅もその所属となる[2]。
- 1932年(昭和7年)7月1日:鳥取 - 津山間全通に伴い、因美北線が現在の因美線の一部となり、当駅もその所属となる[3]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:一般駅から旅客駅となり[4]、無人駅化[5]。その後、簡易委託駅化[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる[4]。
駅構造
編集智頭方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。以前は島式ホーム1面2線だったが片側の線路が撤去された。現在は棒線駅となり、智頭方面行・鳥取方面行双方が同一ホームを使用する。木造駅舎を備える。
鳥取鉄道部管理の簡易委託駅。常備券販売が稀に行われるが、大半の時間帯で無人となっている。ホーム上には乗車駅証明書発行機がある。また改札外にバリアフリー対応、男女別の水洗式便所が設置されている。
利用状況
編集「鳥取市統計要覧」によると、2020年度の年間乗車人員は2.9万人で、1日平均乗車人員は79人と算出出来る[7]。
近年の乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 年間 乗車人員 |
1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員[8] |
---|---|---|---|
2010年 | 3.7万 | 101 | |
2011年 | 3.7万 | 101 | 205 |
2012年 | 3.5万 | 96 | 192 |
2013年 | 3.8万 | 104 | 207 |
2014年 | 3.2万 | 88 | 174 |
2015年 | 3.2万 | 87 | 172 |
2016年 | 3.2万 | 88 | 158 |
2017年 | 2.8万 | 77 | 152 |
2018年 | 2.7万 | 74 | 146 |
2019年 | 2.9万 | 79 | 156 |
2020年 | 2.9万 | 79 |
駅周辺
編集- 国中簡易郵便局
- 鳥取県道32号郡家鹿野気高線
- 鳥取県道229号米岡河原停車場線
隣の駅
編集脚注
編集- ^ 『鉄道院告示第131号 官報第2212号(1919年12月17日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『鉄道省告示第42号 官報第356号(1928年3月8日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『鉄道省告示第192号 官報第1641号(1932年6月21日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、324頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●因美線津ノ井ほか8駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年10月8日、16面。
- ^ 「各局で営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1970年10月23日、1面。
- ^ 市勢要覧 - 鳥取市
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省
関連項目
編集外部リンク
編集- 河原駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道