河内王陵(かわちおうりょう)は、福岡県田川郡香春町にある古墳。通称は「外輪崎古墳」。

河内王陵
別名 外輪崎古墳
所在地 福岡県田川郡香春町鏡山
位置 北緯33度40分39.42秒 東経130度51分10.93秒 / 北緯33.6776167度 東経130.8530361度 / 33.6776167; 130.8530361座標: 北緯33度40分39.42秒 東経130度51分10.93秒 / 北緯33.6776167度 東経130.8530361度 / 33.6776167; 130.8530361
形状 円墳
被葬者 河内王宮内庁治定)
陵墓 宮内庁治定(勾金陵墓参考地)
地図
河内王陵の位置(福岡県内)
河内王陵
河内王陵
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実際の被葬者は明らかでないが、宮内庁により「勾金陵墓参考地」(被葬候補者:第40代天武天皇皇孫長親王王子河内王)として陵墓参考地に治定されている。

概要

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万葉集巻第三の417~419前文に「河内王豊前国鏡山(かがみのやま)に葬る時、手持女王(たもちのおおきみ)の作る歌三首」とあり、417番に「大王の親魄(にきたま)あへや 豊国の鏡山(かがみのやま)を 宮と定むる」と詠まれている。河内王は大宰帥として九州に赴任しこの地で没したと言われる。このため明治27年(1894年)に天武天皇の皇子・河内王の勾金(まがりかね)陵墓参考地に治定された。陵墓は現在はフェンスに囲まれ宮内庁が管理している。

横穴式の円墳であり、石室の一部が露出している。