『沙羅双樹』(しゃらそうじゅ)は2003年に日本で公開された映画。
暑い夏の日、奈良の旧市街地の路地を双子の少年たちが駈け抜ける。ふと気づくと、ひとりきりになっている弟。神隠しにあったように兄は姿を消していた。5年後の夏、高校生になった弟の俊は、行方不明のままの兄への複雑な思いを抱きながら絵を描くことに没頭する。そんな俊を、幼なじみの夕がひっそりと見守る。そして、俊の父が心血を注ぐ「バサラ祭」が近づいたある日、刑事が訪ねてきて行方不明である兄の情報が入ってくる……。
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