沖縄系アメリカ人(おきなわけいアメリカじん)は、完全または部分的に沖縄系のアメリカ人であり、沖縄諸島にまで遡る家族の歴史をもつ。

沖縄系アメリカ人
総人口
160,000+[1]
居住地域
ハワイ州およびカリフォルニア州ほか
言語
アメリカ英語, 日本語, ハワイ・クレオール英語, 琉球諸語
宗教
プロテスタント, 琉球神道, 神道, 仏教
関連する民族
沖縄人, 日本人, 日系アメリカ人

歴史

編集

當山久三率いる沖縄の契約労働者26人が、最初にアメリカ合衆国に移住した沖縄人である。當山らは1900年1月8日ハワイ準州英語版に到着し、サトウキビ農場で働いた[2][3]

翌年に、より多くの琉球人(主に沖縄人)がハワイに定住し始め、その一部は米国本土へと移住し、ほとんどが西海岸に集中している。

文化

編集

身元

編集

沖縄系アメリカ人の多くは、自分たちは日本人とは違うと考えており[3]、特にハワイ在住の人が当てはまる。ハワイには沖縄の団体が数多くあり、その最大の団体がハワイ沖縄連合会英語版である[4]

言語

編集

琉球系アメリカ人の大多数は、第一言語として英語日本語を話している。また、多くの琉球諸語のうち1種類を話すことができる人も多く、沖縄語が最も一般的である。ハワイでは、多くの沖縄の地元住民がハワイ・クレオール英語として知られる英語ベースのクレオール語を話している。

脚注

編集
  1. ^ Mitchell, Jon (October 22, 2016). “Welcome home, Okinawa” (英語). ジャパンタイムズ. https://www.japantimes.co.jp/news/2016/10/22/national/history/welcome-home-okinawa/ 2022年8月26日閲覧。 
  2. ^ Center for Okinawan Studies” (英語). 2019年11月4日閲覧。
  3. ^ a b Okinawans in Hawaii - SamuraiWiki” (英語). wiki.samurai-archives.com. 2019年11月4日閲覧。
  4. ^ Hawaii United Okinawa Association” (英語). huoa.org. 2019年11月4日閲覧。

関連項目

編集