池谷孝司
経歴
編集1988年共同通信社に入社。松江支局、広島支局、大阪社会部を経て1995年から本社社会部で文部科学省や東京地検を担当。大阪社会部次長の後、2009年5月から本社社会部次長兼文部科学省キャップとなり、宮崎支局長を経て、2019年現在、編集委員兼論説委員。主に教育や若者関係、少年事件などの取材を続けてきた。
大阪姉妹殺害事件で2009年7月に刑が執行された山地悠紀夫刑死者の一生を追った「『反省』が分からない-大阪・姉妹刺殺事件」を大阪社会部時代、真下周記者と共に50回連載。全国の新聞に掲載され、新聞労連が人権に寄与した報道に与える「疋田桂一郎賞」を受賞した。連載に加筆した「死刑でいいです-孤立が生んだ二つの殺人」が2009年10月に共同通信社から出版された。
大阪姉妹殺人事件のルポが注目されたことが複線となって、2014年にはスクール・セクシュアル・ハラスメントを扱った「スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか」が幻冬舎より出版された。