池禅尼(いけのぜんに、4945 Ikenozenni)は、小惑星帯にある小惑星である。軌道の離心率が比較的大きい。ヴィンチェンツォ・ザッパラは小規模な小惑星族を代表する天体に位置付けている。

池禅尼
4945 Ikenozenni
仮符号・別名 1987 SJ
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
(池禅尼族)
発見
発見日 1987年9月18日
発見者 鈴木憲蔵
浦田武
軌道要素と性質
元期:2013年4月18日 (JD 2,456,400.5)
軌道長半径 (a) 2.576 AU
近日点距離 (q) 1.764 AU
遠日点距離 (Q) 3.387 AU
離心率 (e) 0.314
公転周期 (P) 4.13
軌道傾斜角 (i) 4.89
近日点引数 (ω) 137.59 度
昇交点黄経 (Ω) 194.01 度
平均近点角 (M) 85.82 度
物理的性質
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 13.0
Template (ノート 解説) ■Project

1987年9月18日鈴木憲蔵浦田武愛知県豊田市で発見した。

命名

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名称は、平安時代末期の政治家・平清盛の継母で、源頼朝の助命を嘆願した逸話で知られる池禅尼にちなむ[1]

浦田は多くの小惑星に『平家物語』に登場する平安時代末期(保元平治の乱から源平合戦にかけて)の歴史人物の名を付けている。池禅尼の命名は、1992年11月10日付の小惑星回報(MPC)で、(4896) 巴御前、(4959) 二位尼、(5242) 建礼門院とともに公表された。このほか、池禅尼周辺の人物では、夫の (4374) 忠盛、(4375) 清盛、(3902) 頼朝が浦田によって小惑星に命名されている。

関連項目

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脚注

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外部リンク

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