江戸紫
青みがかった紫色
江戸紫(えどむらさき)は、色名の一つ。JISの色彩規格では「こい青みの紫」としており、一般的にも青みがかった紫色をいう[1]。江戸時代、武蔵野に自生するムラサキソウを用いて江戸で染めたことからの色名と言われる[1]。赤みが強い京紫に対して青みの強いことが特徴[1]。古代紫に対して「今紫」とも呼ばれ、くすんだ古代紫よりも鮮やか[1]。歌舞伎の人気演目『助六由縁江戸桜』で、主人公の助六が巻く鉢巻きの色が代表的な江戸紫として知られる[1]。他説として、紫に藍を加えて染め出した色という説や、赤みがかった紫色という説もある[1]。
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16進表記 | #745399 |
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RGB | (116, 83, 153) |
CMYK | (24, 46, 0, 40) |
表示されている色は一例です |
意匠
編集自治体
編集大学
編集脚注
編集- ^ a b c d e f “江戸紫(えどむらさき)とは”. コトバンク. 2020年5月25日閲覧。
- ^ 東京都旗の制定
- ^ “千代田区公共サインデザインマニュアル 3章 デザインルール編”. 千代田区. 2023年2月17日閲覧。
- ^ “法人章・校章(マーク)・校歌|学校法人順天堂”. www.juntendo.ac.jp. 2020年5月25日閲覧。
- ^ “校名由来と同志社徽章|大学紹介|同志社大学”. www.doshisha.ac.jp. 2020年5月25日閲覧。
- ^ “タスキの色は「江戸紫」 55年ぶり箱根駅伝復活の立大・上野裕一郎監督「いつか赤のタスキに勝ちたい」”. 2022年10月22日閲覧。