江ノ島 (愛媛県)
江ノ島(えのしま)は、瀬戸内海のほぼ中央、燧灘に浮かぶ上島諸島のうち魚島群島に属する無人島の一つ(広義では芸予諸島に含まれる)。愛媛県越智郡上島町(旧・魚島村)に属する。
江ノ島(愛媛県) | |
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所在地 | 日本(愛媛県) |
所在海域 | 瀬戸内海 |
座標 | 北緯34度10分06.8秒 東経133度21分43.5秒 / 北緯34.168556度 東経133.362083度 |
面積 | 0.53 km² |
海岸線長 | 2.9 km |
最高標高 | 73 m |
プロジェクト 地形 |
魚島の南東方向約0.4キロの海上に位置する。
江戸時代末期、上納米を積んだ薩摩藩の御用船「吉田丸」が江戸に向かう途中、この島の南にある岩礁で座礁し沈んだ米を目当てに鯛が集まってきたことから、この岩礁は吉田磯と命名された。[1]。鯛の好漁場として知られており、1907年(明治40年)には大漁記念碑が建てられた[2]。
明治期に開墾され耕作されていたが、朝鮮出漁などで魚島村が好景気になったことにより昭和初期は荒れ地になった。その後、1946年(昭和21年)に再開墾され麦や甘露が栽培された[3]。
脚注
編集- ^ a b “【上島編】体験プログラムを堪能する旅”. いよぎん地域経済研究センター. (2017年12月28日) 2022年5月28日閲覧。
- ^ 江ノ島 尾道まちかど広報室
- ^ 魚島村誌 合冊版. 越智郡魚島村. (2004年9月)。
- ^ “龍宮城へようこそ | 瀬戸内かみじまトリップ”. 2020年7月16日閲覧。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典38愛媛県』角川書店、1981年10月