水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会
水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会(すいごうおおえなつまつりとうろうながしはなびたいかい)は、山形県西村山郡大江町で毎年8月中旬に開催されている花火大会である。
水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会 | |
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概要 | |
開催時期 | 8月中旬 |
初回開催 | 1922年[1]。 |
会場・場所 | 山形県西村山郡大江町左沢内 最上川河畔 |
打ち上げ数 | 4,000[2][3]発 |
人出 | 約9万人[4]人(2017年年) |
最寄駅 | 左沢駅 |
直通バス | あり(臨時) |
備考: 打ち上げ時間 約105分[4] |
概要
編集1922年より開催されている山形県内では初めてとなる花火大会である[1][2]。雨天決行だが荒天時は中止となる。毎年"光と音と水の饗宴"をテーマに開催している[4]。 最上川河畔3ヶ所[注 1]から20号玉、スターマインなど4000発の花火が打ち上げられる[3]。
花火が打ち上げられる他、会場を流れる最上川(旧最上橋付近)には灯篭が置かれ、灯篭流しも行われる。1919年より地元の人が身内の水難者の霊をなぐさめようとお盆の時期に灯篭を流したのが始まりである。会場の左沢地区はかつて最上川舟運におい中継地点であり、舟の道であるとともに、魚とり、水泳ぎの場所でもあったため、舟や水難の事故も過去に起きていた。灯篭の数は1000個[5][3]。
2020年は新型コロナウイルス感染症の流行により戦後初となる開催中止[1]。この年の7月には令和2年7月豪雨の影響による最上川の氾濫で大江町は浸水被害を受けており、新型コロナウイルスの収束と豪雨復興の願いを込め、8月23日の夜に楯山公園から270発の花火がサプライズで打ち上げられた[6][7]。
2022年8月15日、初開催から100周年を迎えた年に3年ぶりに有観客で開催。この年の8月3日の大雨の影響で最上川が氾濫し開催地周辺の川沿いが浸水被害に遭い開催が危ぶまれたが、協議の末開催された[8][9]。
駐車場
編集約2000台(左沢区内8箇所合計、一部駐車場利用協力金有り(1台500円))
当日、離れた駐車場からは無料シャトルバス運行が運行している。
会場アクセス
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 楯山公園、柏瀞、千本原
出典
編集- ^ a b c “酒田花火ショーなど県内催し中止相次ぐ おぃやさ祭り、水郷大江花火大会も|山形新聞”. 山形新聞. (2020年5月1日) 2020年6月12日閲覧。
- ^ a b c d “水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会”. 大江町観光物産協会HP. 2016年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月29日閲覧。
- ^ a b c “水郷大江夏まつり灯ろう流し・花火大会の日程・開催情報”. 花火大会2019. 2019年4月29日閲覧。
- ^ a b c “水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会(山形県西村山郡大江町)”. 花火大会2018 花火カレンダー - ウォーカープラス. 2019年4月29日閲覧。
- ^ “水郷大江夏まつり”. 山形県ホームページ. 2019年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月29日閲覧。
- ^ “山形 大江町 最上川 一部で川の水あふれる 周辺で浸水被害 大雨 河川 NHKニュース”. NHKニュース (NHK). (2020年7月28日) 2020年8月28日閲覧。
- ^ “夜空に粋なサプライズ 大江町商工会青年部、コロナ収束や豪雨復興願い花火|山形新聞”. 山形新聞. (2020年8月24日) 2020年8月28日閲覧。
- ^ “復興の光、夜空に 大江・花火大会、100周年”. 山形新聞 (株式会社山形新聞社). (2022年8月16日) 2022年8月17日閲覧。
- ^ “「明日からがんばれる」大雨被害の大江町を彩った花火”. TBS NEWS DIG (JNN). (2022年8月16日) 2022年8月17日閲覧。
- ^ a b “水郷大江夏まつり 灯ろう流し 花火大会”. 全国観光情報サイト 全国観るなび 大江町 (日本観光振興協会). 2019年4月29日閲覧。