水島 (熊本県)
熊本県八代市の球磨川河口にある島
水島(みずしま)は、熊本県八代市植柳下町・水島町に位置し、球磨川河口の堤防近くにある無人島。
2004年10月22日、熊本県指定名勝に指定、2009年には国の名勝に指定された。堤防から島まで小さな橋が架かり、常時渡島できる。
伝説
編集景行天皇が九州を巡幸し芦北の小島で休息して食事をしようとした折、水が無かったため小左と申す者が天地の神々に祈ったところ、冷水が湧き出し天皇に献上できた。故にここを「水島」と呼ぶ、と『日本書紀』景行天皇十八年四月十八日条に記述がある。工業用水などの汲み上げにより1955年頃に湧水は涸れてしまい、故地には石碑が残るのみとなっている。
『県風土記』球磨の里に「県の乾のかた七里、海中に嶋あり。積さ七十里ばかりなり。名づけて水嶋と曰ふ」とある。
水島を詠んだ歌
編集交通アクセス
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 八代市・万葉集に歌われた「水島」 - ウェイバックマシン(2007年9月29日アーカイブ分)
- 不知火及び水島 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
座標: 北緯32度28分19.03秒 東経130度34分9.18秒 / 北緯32.4719528度 東経130.5692167度