民主連合 (ポーランド)
民主連合(みんしゅれんごう)は、ポーランド民主化運動を推進してきた“独立自主管理労働組合「連帯」”(以下「連帯」)出身の政治家でタデウシュ・マゾヴィエツキ(Tadeusz Mazowiecki)を支持するグループが中心となって結成された自由主義政党で、1990年12月2日に結成された。
民主連合 Unia Demokratyczna(UD) | |
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成立年月日 | 1990年12月2日 |
解散年月日 | 1994年4月23日 |
解散理由 | 自由民主会議(KLD)との合同 |
後継政党 | 自由同盟(UW) |
政治的思想・立場 | 自由主義、中道政治、キリスト教民主主義 |
結成翌年の1991年に行われた議会選挙では得票率12.32%、62議席を獲得して第一党となった。続く1993年の議会選挙で「連帯」系政党が殆ど全滅した中でも得票率10.59%、74議席を獲得し、第3党の座を確保することが出来た。その後UDは1994年4月23日、より自由主義的傾向が強く元首相のヤン・クシシュトフ・ビェレツキ(Jan Krzysztof Bielecki)が中心の自由民主会議(KLD)と合同して自由連合(UW: Unia Wolności)を結成した。
参考文献
編集- 在ポーランド日本大使館編著『ポーランド事情』
- ポスト社会主義諸国の政党・選挙データベース作成研究会 編CIAS Discussion Paper No.9 『ポスト社会主義諸国 政党・選挙ハンドブックⅠ』(PDFファイル)-京都大学地域研究統合情報センター