武蔵精密工業株式会社(むさしせいみつこうぎょう、: Musashi Seimitsu Industry Co., Ltd.)は、愛知県豊橋市に本社を置く自動車部品メーカー。本田技研工業持分法適用関連会社Bリーグ三遠ネオフェニックスのスポンサーでもあり、2010-11シーズンからホーム用ユニホーム背中に「MUSASHI」表記で掲示している。世界初の電動自動運転スマートトラクターローンチ[4]

武蔵精密工業株式会社
Musashi Seimitsu Industry Co., Ltd.
本社
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 7220
1998年12月2日上場
名証プレミア 7220
1998年12月2日上場
略称 武蔵精密、MUSASHI
本社所在地 日本の旗 日本
441-8560
愛知県豊橋市植田町字大膳39-5
北緯34度42分20.56秒 東経137度21分27秒 / 北緯34.7057111度 東経137.35750度 / 34.7057111; 137.35750座標: 北緯34度42分20.56秒 東経137度21分27秒 / 北緯34.7057111度 東経137.35750度 / 34.7057111; 137.35750
設立 1944年昭和19年)1月22日[1]
(大塚航空工業株式会社)
業種 輸送用機器
法人番号 6180301007357 ウィキデータを編集
事業内容 輸送用機械器具の製造販売。
代表者 代表取締役社長 大塚浩史[1]
資本金 54億2,700万円
(2022年3月末現在)[2]
発行済株式総数 65,333,301株 [2]
売上高 連結:2,418億9,600万円
単独:525億7,200万円
(2022年3月期)[2]
純資産 連結:1,122億6,900万円
単独:413億700万円
(2022年3月期)[2]
総資産 連結:2,599億6,000万円
単独:1,143億8,300万円
(2022年3月期)[2]
従業員数 連結:12,832名
単独:1,123名
(2022年3月31日現在)[2]
決算期 3月31日
主要株主 本田技研工業(株) 25.0%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)15.4%
株式会社日本カストディ銀行 4.5%
合資会社大塚ホールディングス 3.9%
JPモルガン・チェース・バンク38563 2.6%
(2022年3月31日現在)[3]
主要子会社 九州武蔵精密株式会社 100%
関係する人物 大塚浩史
外部リンク http://www.musashi.co.jp/
テンプレートを表示

沿革

編集
  • 1938年昭和13年)4月 - 東京都品川区に大塚製作所を創業。
  • 1944年(昭和19年)1月22日 - 株式会社に改組し「大塚航空工業株式会社」を設立。
  • 1946年(昭和21年)10月 - 愛知県豊橋市に本社を移転し、「武蔵産業株式会社」に商号を変更。
  • 1963年(昭和38年)9月 - 「武蔵精密工業株式会社」に商号を変更。
  • 1974年(昭和49年)12月 - 九州武蔵精密株式会社を設置。
  • 1976年(昭和51年)4月 - 九州武蔵精密株式会社の操業開始。
  • 1989年(平成元年)6月 - 歯型精密鍛造(歯精鍛)加工に成功。
  • 1991年平成3年)1月 - 石川県にて能登工場の操業開始。
  • 1996年(平成8年)4月 - ISO9001認証を取得。
  • 1998年(平成10年)12月 - 日本証券業協会株式を店頭登録。
  • 1999年(平成11年)
    • 5月 - QS-9000認証を取得。
    • 10月 - オリジナル3Dべベルギヤの開発に成功。
  • 2004年(平成16年)3月 - 東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第二部に上場。
  • 2005年(平成17年)
    • 1月 - ISO/TS16949認証を取得。
    • 3月 - 東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第一部に指定替え。
  • 2009年(平成21年)3月 - 能登工場を閉鎖し、九州武蔵精密株式会社へ事業移管。
  • 2016年(平成28年)6月30日 - ドイツの鍛造・機械加工メーカー、ハイ・ホールディングスを買収[5]
  • 2018年(平成30年)
    • 8月 - ハイホールディング・ゲーエンベーハーはムサシヨーロッパ・ゲーエンベーハーを合併し、ムサシヨーロッパ・ゲーエンベーハーに社名変更。
    • 10月 - 株式会社浅田可鍛鋳鉄所を子会社化。
  • 2019年令和元年)
    • 7月 - イスラエルのSixEye Interactiveと合弁でMusahi AI株式会社を設立。
    • 10月 - 浅田可鍛鋳鉄所が武蔵キャスティング株式会社に社名変更。
  • 2020年(令和2年)12月22日 - 自動運転機能を搭載したEV「スマートトラクター」開発、米国で2021年秋発売[6][7]

主な製品

編集
  • 差動機構部品
  • 減速機構部品
  • エンジン吸排気動弁系部品
  • 変速機構部品
  • サスペンション系・ステアリング系部品
  • 電動・自動運転スマートトラクター

事業所

編集
  • 本社・植田工場(愛知県豊橋市)[8]
  • 第一明海工場(愛知県豊橋市)[8]
  • 第二明海工場(愛知県豊橋市)[8]
  • 工機事業部(愛知県豊橋市)[8]
  • 鳳来工場(愛知県新城市[8]
  • 鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)[8]

関連会社

編集
  • 九州武蔵精密株式会社
  • 武蔵キャスティング株式会社
  • Musashi AI株式会社

出典

編集
  1. ^ a b 日経会社情報”. 日本経済新聞. 2016年5月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 有価証券報告書 2022年3月期
  3. ^ 株式状況
  4. ^ Monarch Tractor、世界初の電動・自動運転スマートトラクターをローンチ”. 武蔵精密工業株式会社 (2020年12月18日). 2021年2月2日閲覧。
  5. ^ Hay Holding GmbHの買収完了に関するお知らせ” (PDF). 武蔵精密工業株式会社 (2016年7月1日). 2016年7月16日閲覧。
  6. ^ ZIMENO社への追加出資のお知らせ”. 武蔵精密工業株式会社 (2020年10月7日). 2021年2月2日閲覧。
  7. ^ 武蔵精密工業、自動運転機能を搭載したEV「スマートトラクター」開発 米国で来秋発売”. 日刊自動車新聞 (2020年12月22日). 2021年2月2日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 本社・工場・拠点(国内)”. 武蔵精密工業株式会社. 2019年10月18日閲覧。

外部リンク

編集