歌神駅
かつて北海道歌志内市にあった北海道旅客鉄道の駅
歌神駅(かしんえき)は、かつて北海道(空知管内)歌志内市字歌神に設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)歌志内線の駅(廃駅)である。電報略号はウミ。事務管理コードは▲131604[2]。
歌神駅 | |
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かしん Kashin | |
◄神威 (1.6 km) (1.1 km) 歌志内► | |
所在地 | 北海道歌志内市字歌神 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 歌志内線 |
キロ程 | 13.4 km(砂川起点) |
電報略号 | ウミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)12月26日[1] |
廃止年月日 | 1988年(昭和63年)4月25日[1] |
備考 | 歌志内線廃線に伴い廃駅 |
歴史
編集年表
編集- 1959年(昭和34年)12月6日:神威駅 - 歌志内駅間に、仮乗降場として開設?[3]。
- 1960年(昭和35年)12月26日:民間委託駅として[3]正式開業[1]。旅客駅[1]。
- 1979年(昭和54年)11月:駅舎改築[3]。
- 1986年(昭和61年)11月:乗車券の発売を取りやめ、無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR北海道に継承[1]。
- 1988年(昭和63年)4月25日:歌志内線の廃線(全線廃止)に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
編集地区名より。1903年(明治36年)4月に歌神炭礦[注 1]がこの地に開坑したことが始まりで、歌志内と神威の中間にあることにより名付けられた[4][5][注 2]。
駅構造
編集廃止時点では、単式ホーム1面1線を有する無人駅であった。当初は踏切側に2階建ての駅舎を有していた[6]が、後に片流れ屋根の平屋の駅舎を踏切から少し奥まった位置に建て直している[7]。近隣の商店に乗車券の販売を委託した簡易委託駅であった。
周辺施設
編集- 北海道道114号赤平奈井江線
- かもい岳国際スキー場
- 北海道中央バス「歌神」停留所
駅跡
編集駅跡には2021年(令和3年)7月に歌志内市地域おこし協力隊員の提案により、当時のデザインを再現した駅名標が設置されている[8]。2021年から2022年にかけて旧歌志内線のうち歌志内市にあった5駅に駅名標レプリカを駅跡地に設置する事業が進められ各駅に設置された[9](歌神駅には2021年度に設置[10])。
隣の駅
編集脚注
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、843頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、222頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c 新歌志内市史 P1084。
- ^ 歌志内市史 P132。
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、63頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 歌志内市史 P628 写真参照。
- ^ 新歌志内市史 P1084 写真参照。及び1987年撮影航空写真(国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス)参照。
- ^ “懐かしの駅名標 忠実に再現 旧JR歌志内線 歌神・神威・西歌駅跡地 表記、字体こだわる/鉄道ファンらの呼び水に”. 北海道新聞. (2021年8月3日)
- ^ “歌志内線の駅名標 5駅跡地に再現 市「来訪のきっかけに」”. 北海道新聞 (2022年8月19日). 2022年8月19日閲覧。
- ^ “令和4年度 市政執行方針”. 歌志内市. 2022年8月19日閲覧。