歌川 国種(うたがわ くにたね、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
初代歌川豊国の門人、歌川の画姓を称す。作画期は文政から天保の頃にかけてとされ、版本の挿絵や役者絵を描く。文政11年(1825年)建立の豊国先生瘞筆之碑に豊国門人として名が見え、また種繁、種政、種信、種景、種清を国種の門人とする。息子は月岡芳年の門下に入って絵師となり、尾崎年華と称している。