機動戦士ガンダム (PlayStation)
日本のコンピュータゲーム
『機動戦士ガンダム』(きどうせんしガンダム)は、1995年6月23日にバンダイより発売されたPlayStation用アクションシューティングゲーム。アニメ『機動戦士ガンダム』を題材としたキャラクターゲームである。
ジャンル | アクションシューティングゲーム |
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対応機種 | PlayStation |
開発元 | ベック |
発売元 | バンダイ |
人数 | 1人 |
メディア | CD-ROM1枚 |
発売日 |
1995年6月23日 1996年3月29日(Version 2.0) 1996年11月22日(Best版) 1998年3月19日(Version 2.0)(Best版) |
対象年齢 | 全年齢 |
本項では、1996年に内容を改善した『機動戦士ガンダム Version 2.0』についても併せて記述する。
概要
編集本作は、バンダイのPlayStationシリーズ初のゲームソフトにあたる。プレイヤーは主人公のアムロ・レイとなって、コクピット視点でガンダムを操縦してジオン公国のモビルスーツを撃破する内容である。
メモリーカード非対応で、音声はナレーション(永井一郎)と、ゲームプレイ中の通信、エンディングのみ。基本的にボスクラスの敵軍側の音声はララァ・スン以外一切ない。ボス登場時には、コックピット上部のモニタに敵MSの顔が一瞬表示され、やがてそれが眼前に現れ襲い掛かってくる。敵との通信は一切ないため、相手の感情などを察知することもできず、ただこちらを撃墜しにくるという敵の不気味さを醸し出しており、他のガンダムのゲームにはない臨場感を体験することができる。
1996年に、操作性の向上、操作出来るモビルスーツ(シャア・アズナブル搭乗MS)の追加、ムービーや音声等の演出面での強化など内容を改善した『機動戦士ガンダム Version 2.0』が発売された。様々なアニメーションが追加されており、倒す敵もモビルスーツ以外に戦闘機、戦艦などバリエーションが豊富になっている。前作よりもガンダムのアクションスピードが前進・後退、敵をロックオンした時に振り向くスピードなども含め行動が速くなっている[1]。メモリーカードにも対応しており、セーブ、ロードができるようになった。
脚注
編集- ^ 電撃PlayStationF2 4月増刊号. 主婦の友社. (1996年4月10日)