横河東亜工業
横河東亜工業株式会社(よこがわとうあこうぎょう、YOKOGAWA TOA KOGYO, LTD.)は、日本の建設会社。横河グループ系。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | 横河東亜 |
本社所在地 |
日本 〒141-0021 東京都品川区上大崎1-2-8[1] |
設立 | 1916年8月 |
業種 | 建設業 |
法人番号 | 1010701010122 |
事業内容 | 設備工事及び設備の維持・管理 |
代表者 | 代表取締役社長 田中博行 |
資本金 | 88,125,000円 |
売上高 | 36億8,717万円(2023年3月) |
純資産 | 30億8,385万円(2023年03月31日) |
総資産 | 51億6,246万円(2023年03月31日時点) |
従業員数 | 83人(2023年04月01日現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 横河電機株式会社他 |
関係する人物 | 横河民輔(創業者) |
外部リンク | https://www.yokogawa-toa.co.jp/index.html |
建物や設備の工事及び維持・管理を事業としている。
横河建築設計事務所、横河ブリッジホールディングス、横河電機、横河商事とともに、横河民輔博士が直接創業したグループの源流企業である(横河五社)。
概要
編集日本を代表する建築家・横河民輔博士が大正5年(1916年)創業した「合資会社東亜鉄工所」が起源の老舗企業で、工作機械、暖房用鋳鉄製放熱器の製造から事業を開始し、のちに設備工事事業を加えた。太平洋戦争中は航空機関連の事業も手掛け、軍需で社業は発展した。終戦後は設備工事会社としてのキャリアを積み、横河工業との合併を経て(現社名に改称)、現在に至っている。同根の横河電機が大株主になっており、同社並びに同社子会社の設備工事及び維持・管理を多く手掛ける他、社長は横河電機から派遣されている。
沿革
編集- 1916年:工学博士の横河民輔が、大阪府で合資会社東亜鉄工所を創業(のちに株式会社に改組)。工作機械、暖房用鋳鉄製放熱器などを生産
- 1923年:暖房設備、換気設備、給排水衛生設備などの空調衛生給排水工事を開始
- 1928年:製造部門は工作機械、産業用諸機械、輸送機などを製造。工事部門の主体は暖房用鋳鉄放熱器据え付け工事
- 1942年:東亜航空電機株式会社(のちに横河工業株式会社に社名変更)を設立。本社を東京府東京市港区芝高輪町に置き、品川工場のほか、福井県、福島県に工場を設置
- 1968年:グループ会社の横河工業と合併し、横河東亜工業に改称
- 1992年:本社を東京都品川区上大崎(現在地)に移転
- 1994年:中国天津市に合弁会社・天津東華医療系統有限公司を設立
- 2002年:横河電機および関連会社の建物設備の維持管理業務を受託
- 2016年:創立100周年を迎え、本社および武蔵野事務所を建替
- 2018年:製造事業を中国合弁会社に全面移管
- 2021年:中国合弁会社の株式を中国企業に全て売却