横手健
日本の陸上競技選手
横手 健(よこて けん、1993年4月27日 - )は日本の陸上競技選手、専門は長距離種目。作新学院高等学校・明治大学政治経済学部卒業。富士通陸上競技部所属。
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選手情報 | ||||
ラテン文字 | Ken Yokote | |||
国籍 | 日本 | |||
種目 | 長距離走 | |||
所属 | 富士通 | |||
大学 | 明治大学 | |||
生年月日 | 1993年4月27日(31歳) | |||
生誕地 | 日本、栃木県鹿沼市 | |||
身長 | 165cm | |||
体重 | 54kg | |||
自己ベスト | ||||
5000m | 13分31秒35 (2017年) | |||
10000m | 27分58秒40 (2015年) | |||
ハーフマラソン | 1時間01分37秒 (2015年) | |||
編集 |
人物
編集中学・高校時代
編集- 中学時代は野球部に所属していたが、全国都道府県対抗男子駅伝の2区に出場し、区間タイ記録(区間2位)をマークした。
- 作新学院高校時代から世代のトップ選手として活躍。高校3年時には全国高校総体5000mで4位入賞。服部勇馬(仙台育英高校→東洋大学)・久保田和真(九州学院高校→青山学院大学)を抑え日本人トップの成績を収めた。また国民体育大会5000mでは優勝を果たした。
大学時代
編集- 明治大学入学直後の2012年日本ジュニア陸上競技選手権大会10000mで優勝を果たし、同年の世界ジュニア陸上競技選手権大会10000m代表に選出され、7位入賞を果たした[1]。
- 3年時の第46回全日本大学駅伝では5区を走り、区間賞を獲得するとともに志方文典(早稲田大学)の持っていた区間記録を4年ぶりに更新する活躍で、明治大学の準優勝に貢献。この年から創設された同駅伝MVP賞の初代受賞者となった[2]。
- 第91回箱根駅伝では強豪ひしめく1区で中村匠吾(駒澤大学)、久保田和真(青山学院大学)に次ぐ区間3位[3]。チームの往路2位(第27回大会以来64年ぶり)の原動力となった。
- 2月の丸亀ハーフマラソンでは日本人学生歴代4位(1時間01分37秒)の好記録をマークした。
- 4年時は主将に就任し、木村慎とともにWエースとして活躍。6月の第99回日本選手権では5000mに出場し自己ベストを更新(13分41秒74)。7位入賞を果たし、学生唯一の入賞者となった。7月のホクレンディスタンスチャレンジ10000mでは27分58秒40を記録し、当時現役学生唯一の10000m27分台に突入した。しかし、その後は右足の膝蓋靭帯のケガの影響から、出雲駅伝・全日本大学駅伝を欠場した。
- 第92回箱根駅伝では戦線に復帰し、前回大会と同じく1区を担当。青学大の久保田には敗れたものの1区歴代8位の好タイムで区間2位。流れを作ったもののチームは往路17位・総合14位と低迷した[4]。
実業団時代
編集- 富士通入社初年度の第61回ニューイヤー駅伝では最長区間である4区を務め、10人抜きの区間4位と好走。
- 2017年の第101回日本選手権では10000mで5位入賞。同年の第65回全日本実業団陸上では5000mで日本人トップとなる7位入賞を果たす。
- 2020年より富士通陸上競技部長距離主将に就任。
記録・戦績
編集自己ベスト
編集- 5000m公認:13分31秒35(2017年‐第26回金栗記念選抜陸上中長距離熊本大会2017)
- 10000m公認:27分58秒40(2015年‐ホクレンディスタンスチャレンジ)
- ハーフマラソン公認:1時間01分37秒(2015年‐香川丸亀国際ハーフマラソン) [5]
大学駅伝戦績
編集学年 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
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1年生 (2012年度) |
第24回 ― - ― 出走なし |
第44回 ― - ― 出走なし |
第89回 8区-区間9位 1時間07分38秒 |
2年生 (2013年度) |
第25回 5区-区間3位 18分38秒 |
第45回 3区-区間6位 28分03秒 |
第90回 5区-区間19位 1時間25分41秒 |
3年生 (2014年度) |
第26回 3区エントリー 大会中止 |
第46回 5区-区間賞 33分22秒(区間新) |
第91回 1区-区間3位 1時間02分07秒 |
4年生 (2015年度) |
第27回 ― - ― 出走なし |
第47回 ― - ― 出走なし |
第92回 1区-区間2位 1時間01分44秒 |