椰月美智子
日本の小説家
椰月 美智子(やづき みちこ、1970年 - )は、日本の小説家。
椰月 美智子 | |
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誕生 | 1970年 |
活動期間 | 2001年- |
主な受賞歴 |
『十二歳』第42回講談社児童文学新人賞 『しずかな日々』第45回野間児童文芸賞、第23回坪田譲治文学賞 |
デビュー作 | 『十二歳』(2002年) |
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略歴
編集神奈川県小田原市生まれ・在住[1]。短大を卒業後は会社勤め(実家の介護関係の仕事)をしていた[1][2]。
2002年に『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞[3]しデビュー。また『しずかな日々』で第45回野間児童文芸賞と第23回坪田譲治文学賞をダブル受賞した。2020年に『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で第69回小学館児童出版文化賞を受賞。
既婚。二児の母[1]。
著書
編集- 『十二歳』(講談社) 2002年4月、講談社文庫 2007年12月、講談社青い鳥文庫 2014年4月
- 『未来の息子』(双葉社) 2005年4月、双葉文庫 2008年2月
- 『しずかな日々』(講談社) 2006年10月、講談社文庫 2010年6月、講談社青い鳥文庫 2014年6月
- 『体育座りで、空を見上げて』(幻冬舎) 2008年5月、幻冬舎文庫 2011年6月
- 『みきわめ検定』(講談社) 2008年10月、講談社文庫 2012年6月
- 『枝付き干し葡萄とワイングラス』(講談社) 2008年10月、講談社文庫 2012年6月
- 『るり姉』(双葉社) 2009年4月、双葉文庫 2012年10月、のち新装版 2023年2月
- 『ガミガミ女とスーダラ男』(筑摩書房) 2009年9月、講談社文庫 2013年7月
- 『坂道の向こうにある海』(講談社) 2009年11月、のち改題『坂道の向こう』(講談社文庫) 2013年4月
- 『フリン』(角川書店) 2010年5月、角川文庫 2013年1月
- 『ダリアの笑顔』(光文社) 2010年7月、光文社文庫 2012年11月
- 『市立第二中学校2年C組 10月19日月曜日』(講談社) 2010年8月、講談社文庫 2013年10月
- 『恋愛小説』(講談社) 2010年11月、講談社文庫 2014年9月
- 『純愛モラトリアム』(祥伝社) 2011年3月、祥伝社文庫 2014年9月
- 『どんまいっ!』 (幻冬舎文庫) 2012年4月
- 『かっこうの親 もずの子ども』(実業之日本社) 2012年8月、実業之日本社文庫 2014年10月
- 『シロシロクビハダ』(講談社) 2012年11月、のち改題『メイクアップデイズ』(講談社文庫) 2016年4月
- 『その青の、その先の』(幻冬舎) 2013年8月、幻冬舎文庫 2016年6月
- 『消えてなくなっても』(メディアファクトリー、幽ブックス) 2014年3月、角川文庫 2017年5月
- 『未来の手紙(BOOK WITH YOU)』(光文社) 2014年4月、光文社文庫 2016年11月
- 『伶也と』(文藝春秋) 2014年11月、文春文庫 2017年12月
- 『チョコちゃん』(そうえん社) 2015年4月
- 『14歳の水平線』(双葉社) 2015年7月、双葉文庫 2018年5月
- 『チョコちゃんときゅうしょく』(そうえん社) 2015年12月
- 『明日の食卓』(KADOKAWA) 2016年8月、角川文庫 2019年2月
脚注
編集- ^ a b c “作家の読書道 第102回:椰月美智子さん|作家の読書道|WEB本の雑誌”. WEB本の雑誌. 2020年9月16日閲覧。
- ^ 実業之日本社『窪 美澄 with 宮下奈都 with 椰月美智子 Special Talk 「子ども、仕事、 わたしと小説」(第二回)|実業之日本社』 。
- ^ 椰月美智子の幼年童話 | ポプラ社
- ^ “映画『明日の食卓』菅野美穂のゲンコツが子役を直撃した本編シーン”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年5月19日). 2024年8月15日閲覧。
- ^ “名優・岸部一徳が朝ドラ常連少年俳優と共演。終戦の日に「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」”. yahoo! (2024年8月15日). 2024年8月15日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 椰月美智子 (@Yazuki_Michiko) - X(旧Twitter)
- 作家の読書道(インタビュー)