植物の新品種の保護に関する国際条約
植物の新品種の保護に関する国際条約(しょくぶつのしんひんしゅのほごにかんするこくさいじょうやく、英: International Convention for the Protection of New Varieties of Plants、仏: Convention internationale pour la protection des obtentions végétales)は、1961年にパリで作成され、1972年、1978年、1991年に改正された国際条約である。この条約に基づいて設立された国際機関である植物新品種保護国際同盟の仏語略称UPOV(Union internationale pour la protection des obtentions végétales)に因み、UPOV条約(ユポフじょうやく)と通称される[1]。
植物の新品種の保護に関する国際条約 | |
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通称・略称 | UPOV条約(ユポフじょうやく) |
署名 | 1991年3月19日 |
署名場所 | ジュネーブ |
発効 | 1998年4月24日 |
現況 | 有効 |
寄託者 | 植物新品種保護国際同盟事務局長 |
文献情報 | 平成10年12月1日官報号外第251号条約第16号 |
言語 | フランス語、英語、ドイツ語 |
条文リンク | 特許庁 (PDF) |
この条約の目的は、植物の新品種を育成者権という知的財産権として保護することにより、植物新品種の開発を促進し、これを通じて公益に寄与することにあり、このために植物新品種の保護の水準等について国際的なルールを定めている。
2006年9月現在のこの条約の締約国は、62か国である。日本は1991年改正条約を締結している。
関連項目
編集脚注
編集外部リンク
編集- 植物の新品種の保護に関する国際条約・日本語訳(特許庁)
- UPOV - 公式サイト(英語)