桑原哲也
桑原 哲也(くわばら てつや、1946年 - 2014年10月14日)は、岐阜県出身の経営学者。神戸大学名誉教授。経営学博士(神戸大学)[1]。専攻:経営史、国際経営。
桑原 哲也 | |
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生誕 |
1946年??月??日 日本岐阜県安八郡 |
死没 |
2014年10月14日(享年69歳) 日本滋賀県大津市 |
研究分野 | 経営史 |
研究機関 | 神戸大学 |
出身校 |
長崎大学(学士) シラキュース大学(MBA) 神戸大学(修士・博士) |
プロジェクト:人物伝 |
略歴
編集- 1946年 岐阜県安八郡に生まれる。
- 2014年10月14日 滋賀県大津市にて死去。
学歴
編集- 1965年(昭和40年) 私立名古屋高等学校卒。
- 1969年(昭和44年) 長崎大学経済学部卒。
- 1970年(昭和45年) 同専攻科修了。
- 1972年(昭和47年) 神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。
- 1976年(昭和51年) シラキュース大学経営大学院MBA課程修了。
- 1978年(昭和53年) 神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位修得
- 1993年(平成5年) 経営学博士(神戸大学、学位論文『戦前期日本紡績企業の中国投資に関する比較経営史的研究』)
職歴
編集主な著述
編集研究論文
編集- 『日本における近代的工場管理の形成ー鐘淵紡績会社、武藤山治「回章」の分析にもとづいてー』、1992年、京都産業大学。
- 『日本における工場管理の近代化』 1996年。科学研究費助成事業。
- 『初期多国籍企業の対日投資:J.&P.コーツ、1907~49年』(The Japanese Operation of Early Multinationals: J.&P.Coats, 1907-49)、2000年05月。『国民経済雑誌』、神戸大学。
- 『在華紡の盛衰:1920-40年代における内外綿の分析』、1999-2002年。神戸大学。
- 『初期多国籍企業の対日投資と民族企業: シンガーミシンと日本のミシン企業、1901年~1960年代』(Pioneering Multinationals' Investment in Japan and Native Firms: Singer Sewing Machine Co.and Japanese Business, 1901-1960s)、2002年05月。『国民経済雑誌』、神戸大学。
- 『外国企業の対日投資と在日経営に関する経営史的研究』、2004-2006年。神戸大学。
- 『第二次世界大戦後の多国籍企業の対日投資過程』(Historical Process of Foreign Multinationals in Japan in the Post WWII Days)、2007年7月。『国民経済雑誌』、神戸大学。
- 『多国籍企業の対日投資と製品ライフサイクル:J.&P.コーツ、1907~1973年』(Foreign Multinationals' Direct Investment in Japan and Product Lifecycles: J.&P.Coats, 1907-1973)、2008年8月。『国民経済雑誌』、神戸大学。
- 『日本における近代的工場管理の形成:鐘淵紡績会社武藤山治の組織革新、1900~07年』(The Development of Modern Mill Management in Japan : The Organizational Innovation by Sanji Mutou at Kanagafuchi Cotton Spinning Co., 1900-07)、2010年。京都産業大学。
- 『高度成長期の外資系企業の経営史的研究』、2011-2014年。神戸大学。
報告文献
編集- 『成功する外資系企業:日本は閉鎖的であるという神話と、歴史的事実』(Success of Foreign Multinationals in Japan : Myth of the Closed Market)、2007年7月。ジェイムズ・アベグレン講演録。
脚注
編集- ^ 桑原哲也、「戦前期日本紡績企業の中国投資に関する比較経営史的研究」、神戸大学 博士 (経営学) 乙第1689号、1993年
関連項目
編集関連文献
編集- 『桑原哲也教授を偲ぶ』、入谷純、2015年。福山大学経済学論集、福山大学。