根本説一切有部(こんぽんせついっさいうぶ、梵: Mūlasarvāstivāda, ムーラサルヴァースティヴァーダ)は、仏教における部派の1つ。チベット仏教や高野山に伝わる律である『根本説一切有部律』を有していた部派として知られる。
その詳細、説一切有部との関係はよく分かっていない。説一切有部からはいくつもの分派が生じたが、その内の有力な一分派であったとする見方もある[1]。
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