根利森林鉄道
根利森林鉄道(ねりしんりんてつどう)は、群馬県沼田営林署が群馬県利根郡赤城根村(現沼田市)内の国有林に敷設、運営した森林鉄道[1]。
概要
編集群馬県北部の国有林を管轄する沼田営林署管内の、袈裟丸山南西山麓の山林からの伐木輸送のため、根利森林鉄道が敷設された。運材は最初から最後まで山トロリー(山トロ)を使用して下り勾配を利用して貯木場まで下ろしていた[2]。山トロは当初牛により引き上げられていたが機関車(特殊軽量機関車 岩手富士産業及び協三工業製)に変わった[3]。1953年の記録によると木材43252石 (単位)、木炭22000俵、薪35000俵が運ばれた[3]。
路線データ
編集歴史
編集脚注
編集参考文献
編集- よみがえれボールドウィン実行委員会編 沼田営林署根利森林鉄道調査報告書『山の幸を運んで』、2012年
関連項目
編集外部リンク
編集- 「魚梁瀬森林鉄道の保存機たち」『編集長敬白』特殊軽量機関車写真