栗原 乙女(くりはら の おとめ、生没年不詳)は、奈良時代の女官。姓は勝のち宿禰。位階は従五位下。氏は柴原(しばはら)、名は乙妹女(おといもめ)・弟妹(おとも)とも記される。
光仁朝の宝亀元年(770年)11月、无位より外従五位下に昇叙したとあるのが、史料における初見。この時の叙位は、天皇が御鹿原(みかのはら、山背国相楽郡瓶原)に行幸した際に[1]、天皇に奉仕したことによるもので、後宮出身の女性であったと考えられている[2]。
『続日本紀』による。
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