栄えに満ちたる(さかえにみちたる、英: Glorious Things of Thee are Spoken, Austrian Hymn)は教会を讃えたイギリスの古典的な歌である。

概要

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原作は、1779年ジョン・ニュートンの作詞でニュートンとウィリアム・クーパーOlney Hymnsに、「シオン、または神の都」と題して発表された、5節の讃美歌である。

この歌集は当時のイギリスに讃美歌による信仰復興を起こさせ、公でも個人的にも大いに使われた。

1796年ナポレオンのフランス軍がオーストリア軍を打ち破って、オーストリア国民が失意の中にあった時に、ローレンズ・レオデン・ハウシュカが作詞した『神よ、皇帝フランツを守り給え』に、フランツ・ハイドン1797年に作曲した、四部合唱曲である。1797年2月12日に、フランツ皇帝の誕生日に初演され、後にオーストリア国歌(ハプスブルク帝国国歌)になった。

この曲のもともとの旋律は、クロアチア地方の民謡であった。

1802年に、ミラーのSacred Musicに讃美歌として収録されて、ジョン・ニュートンの歌詞に合わせて、英国で歌われるようになった。

所収

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  • 讃美歌194番「さかえにみちたる」
  • 聖歌199番「輝く姿は」
  • 聖歌 (総合版)158番「輝く姿は」
  • 日本聖公会聖歌集390番「栄えに満ちたる」

参考文献

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  • 「賛美歌略解(前編-歌詞の部)」

関連項目

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