柴田千晶
人物・来歴
編集神奈川県横須賀市に生まれる。日本工学院専門学校デザイン科卒。1988年、投稿により第5回ラ・メール新人賞を受賞。1997年より俳句結社「街」に入会し、今井聖に師事。1998年、「街」同人。
代表的な詩集に、東電OL殺人事件をモデルとした『空室 1991-2000』、藤原龍一郎の短歌とコラボレーションし、第40回横浜詩人会賞を受賞した『セラフィタ氏』がある。2009年には「全人類を罵倒し赤き毛皮行く」などを収める句集『赤き毛皮』を上梓。その他映画脚本や、別名を用いての漫画原作の執筆もある。横須賀市在住。日本現代詩人会、現代俳句協会会員。
著作
編集詩集
編集- 『川岸まで』(1987年、紫陽社)柴田千秋名義
- 『濾過器』(1989年、思潮社)柴田千秋名義
- 『空室 1991-2000』(2000年、ミッドナイトプレス)
- 『セラフィタ氏』(2008年、思潮社)
- 『生家へ』(2012年、思潮社)
句集
編集- 『赤き毛皮』(2009年、金雀枝舎)
共著
編集- 『再読波多野爽波』(読み継がれる俳人)小林千史,山田露結, 榮猿丸, 冨田拓也共編著. 邑書林, 2012.12
脚本
編集漫画原作
編集参考文献
編集- 現代詩ラ・メール 16号(’87同人誌・水平線) 1987年 思潮社
- 筑紫磐井ほか編 『超新撰21』 邑書林、2011年
外部リンク
編集- 柴田千晶 (@hiniesta2010) - X(旧Twitter)