柳家 吉緑(やなぎや きちろく、1984年12月19日 - )は、落語協会所属[2][1]柳家花緑門下の落語家[2][1]。本名∶櫻井 俊輔

柳家やなぎや 吉緑きちろく
柳家(やなぎや) 吉緑(きちろく)
柳家吉緑定紋「剣かたばみ」
本名 櫻井さくらい 俊輔しゅんすけ
生年月日 (1984-12-19) 1984年12月19日(39歳)
出身地 日本の旗 日本千葉県東金市
師匠 柳家花緑
名跡 1. 柳家花どん
(2010年 - 2015年)
2. 柳家吉緑
(2015年 - )
出囃子 佃くずし[1]
活動期間 2010年 -
所属 落語協会
公式サイト 柳家吉緑オフィシャルサイト
受賞歴
2022年∶さがみはら若手落語家選手権 優勝
2022年∶北とぴあ若手落語家競演会 大賞
2023年2月∶BSフジ Zabu-1グランプリ2023優勝
2023年 NHK新人落語大賞決勝進出

経歴

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2010年6月、柳家花緑に入門。前座名は「はなどん[2][1]」で8月に初高座。演目は道灌[1]2011年2月より柳家さん坊林家なな子と共に寄席に楽屋入り[1]

2015年5月21日より林家けい木柳亭市童柳家やなぎ林家なな子と共に落語協会二ツ目に昇進。花どん改メ「吉緑きちろく」に改名[2][1]2017年10月1日より新潟県魚沼市特使に就任[1]する。

2025年3月21日柳家緑太柳家花飛林家けい木柳亭市童と共に真打昇進予定[3]

芸歴

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人物

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楽屋入り三日目にしてハヤリ目にかかり休席。タテ前座に迷惑をかける[1]

2013年ポパイ12月号の末廣亭の記事に載る。松浦弥太郎に「声に惚れたので贔屓にしたい」と書いて頂く。前座時代一番の自慢とのこと[1]

2014年1月、救急車で運ばれ虫垂炎で緊急入院。前座全員に迷惑をかける[1]

2014年12月19日30才の誕生日、 インフルエンザにかかった花緑の代演で山口県立大学にて落語を一席披露した[1]。前座時代、一番の仕事とのこと。

2023年度のNHK新人落語大賞の決勝に進出。審査員の金原亭馬生(11代目)から、扇子の持ち方と前髪を垂らすなというダメ出しをされた。

受賞

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  • 2022年
    • 『第21回さがみはら若手落語家選手権』∶優勝[4][5]
    • 『第33回北とぴあ若手落語家競演会』∶大賞[6][7]
  • 2023年2月 - BSフジ『Zabu-1グランプリ2023』∶優勝

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 柳家吉緑公式サイトより
  2. ^ a b c d e f 柳家吉緑 - 落語協会
  3. ^ 令和7年 春(3月下席より)真打昇進決定”. 一般社団法人落語協会 (2024年5月21日). 2024年5月21日閲覧。
  4. ^ 柳家吉緑が「さがみはら若手落語家選手権」で優勝に笑顔「人生で初めての賞です」」『スポーツ報知』2022年3月14日。2022年3月14日閲覧。
  5. ^ @Sagami_MORI (2022年3月13日). "【若手落語】第21回さがみはら若手落語家選手権 優勝者・柳家吉緑さんからメッセージを頂きました!". X(旧Twitter)より2022年3月14日閲覧
  6. ^ 「第33回 北とぴあ若手落語家競演会」結果発表”. 北区文化振興財団 (2022年9月11日). 2022年9月12日閲覧。
  7. ^ 第33回北とぴあ若手落語家競演会大賞・奨励賞受賞”. 落語協会 (2022年9月12日). 2022年9月12日閲覧。

外部リンク

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