柳家つばめ (2代目)
2代目柳家 つばめ(やなぎや つばめ、1876年(明治9年)2月11日 - 1927年(昭和2年)5月31日)は、落語家。本名、浦出 祭次郎。
2代目 | |
柳派定紋「丸に花菱」 | |
本名 | 浦出 祭次郎 |
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生年月日 | 1876年2月11日 |
没年月日 | 1927年5月31日(51歳没) |
出身地 | 日本 |
師匠 | 4代目麗々亭柳橋 3代目柳家小さん |
名跡 | 1. 麗々亭柳輔(1899年 - 1901年) 2. 柳家小きん(1901年 - 1905年) 3. 4代目柳家小三治(1905年 - 1913年) 4. 2代目柳家つばめ(1913年 - 1927年) |
活動期間 | 1899年 - 1927年 |
所属 | 落語研究会(1905年 - ?) 演芸会社(1917年 - ?) 睦会(? - 1927年) |
来歴
編集20歳頃に天狗連に出入りしていたことから、知り合いの落語家麗々亭柳左衛門の紹介で、1899年に4代目麗々亭柳橋門人となり麗々亭柳輔と名乗る。だが、入門して間もなく師匠柳橋が没した。
1901年秋、3代目柳家小さん門下に入り、柳家小きんとなる。
1905年3月、4代目柳家小三治を襲名。実力が認められ師匠小さんの娘を嫁に貰い、落語研究会にも加入する。
1913年4月、2代目柳家つばめを襲名。このあたりが最も羽振りがよかった。
1917年に新たに発足された演芸会社に加入。
人物
編集古典から新作までかなりの噺を演じていた。また3代目小さん門下の纏め役として、4代目柳家小さん、初代柳家小せん、3代目蝶花楼馬楽、初代柳家三語楼(山口慶三)などの多くの門人の面倒を見た。
インテリでめがね姿が特徴であった。1911年には真打記念に速記本『小三治新落語集』が出版されている。