柏戸

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柏戸(かしわど)は、大相撲力士四股名で、初代・柏戸村右エ門の出身地、埼玉県北埼玉郡柏戸村(現・加須市柏戸)が由来となっている[1]。代々伊勢ノ海部屋の力士に引き継がれた四股名である(柏戸勘太夫と柏戸勇吉を除いてはこの名を名乗った力士が引退後に伊勢ノ海の名跡も引き継いで来た)が、下記の柏戸剛が横綱となり、引退後年寄・鏡山を襲名して独立してからは名乗る力士が出ていない。1983年に学生相撲出身の服部祐兒が伊勢ノ海部屋に入門した際には、入幕の暁には柏戸を襲名するとされ相撲雑誌にもそのように書かれたが、出世が順調でなかったためか見送られ藤ノ川を名乗り柏戸襲名は実現しなかった。

脚注

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  1. ^ ベースボール・マガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(5) 時津風部屋』p30-34