枝川停留場

高知県吾川郡いの町にあるとさでん交通の停留場

枝川停留場(えだがわていりゅうじょう)は、高知県吾川郡いの町枝川にあるとさでん交通伊野線路面電車停留場

枝川停留場
停留場を西から望む
えだがわ
Edagawa
中山 (0.3 km)
(0.6 km) 伊野商業前
地図左は枝川駅
所在地 高知県吾川郡いの町枝川
北緯33度33分4.89秒 東経133度26分58.43秒 / 北緯33.5513583度 東経133.4495639度 / 33.5513583; 133.4495639座標: 北緯33度33分4.89秒 東経133度26分58.43秒 / 北緯33.5513583度 東経133.4495639度 / 33.5513583; 133.4495639
所属事業者 とさでん交通
所属路線 伊野線
キロ程 9.2 km(はりまや橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面1線
開業年月日 1907年明治40年)11月7日
乗換 枝川駅土讃線
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歴史

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枝川停留場が開業したのは1907年明治40年)[1]。伊野線の枝川 - 伊野間の開通に合わせて設置された[1][2]。当停留場より高知市側はこの時すでに咥内まで路線が到達していたが、咥内までの区間には咥内坂があり、伊野線は坂越えに際してトンネルを掘る必要があったため、枝川 - 伊野間の開通が先となった[3][4]。残された枝川から咥内までの区間は翌1908年(明治41年)に開通し、これをもって伊野線は全通を果たしている[2]

咥内坂を越える区間はのちに改良工事が実施され、1960年昭和35年)にトンネルが撤去された[5]。この改良工事にともない、当停留場付近でも軌道の移設工事が行われている[3]

年表

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停留場構造

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ホームは2面あり、東西方向に伸びる単線の軌道を挟み込むように向かい合う(相対式ホーム[7]。軌道の北にあるのがはりまや橋方面行きのホーム、南にあるのが伊野方面行きのホームで、はりまや橋方面行きのホームは安全地帯が広く、待合室もある[4][7]。両隣の中山停留場伊野商業前停留場に比べると、当停留場は軌道が北側に寄っているため、伊野方面行きホームにも安全地帯が備わっている[4][7]

停留場の利用者のため、建設省(当時)の補助により駐輪場が設置されている[4][8]。かつては列車交換のための設備も備えていたが、1977年(昭和52年)の八代信号所復活に際して廃止された[3]

停留場周辺

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四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の同名駅、枝川駅は停留場の南にある[3]。北には高知県運転免許センターが立地する[3]

隣の停留場

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とさでん交通
伊野線
中山停留場 - 枝川停留場 - 伊野商業前停留場

脚注

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  1. ^ a b c d 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、60頁。ISBN 978-4-10-790029-6 
  2. ^ a b c d 『土佐電鉄が走る街 今昔』99・156-158頁
  3. ^ a b c d e f 『土佐電鉄が走る街 今昔』48-49頁
  4. ^ a b c d 川島令三全国鉄道事情大研究』 四国篇、草思社、2007年、280-289頁。ISBN 978-4-7942-1615-1 
  5. ^ 『土佐電鉄が走る街 今昔』45・157頁
  6. ^ 上野宏人 (2014年10月2日). “とさでん交通:「再出発」 「便利な市民の足に」高知で設立式 新デザインの車両披露”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 
  7. ^ a b c 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第2巻 四国西部エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年、42,94頁。ISBN 978-4-06-295161-6 
  8. ^ 『路面電車はゆく 高知』高知新聞社、1998年、92頁。ISBN 4-87503-268-4 

参考文献

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関連項目

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