林 金莖(りん きんけい)は中華民国台湾)の外交官。元駐日代表

林金莖
プロフィール
出生: 1923年
死去: 2003年12月10日
出身地: 日本の旗 日本
職業: 外交官
各種表記
繁体字 林金莖
簡体字 林金茎
拼音 Lín Jīnjīng
ラテン字 Lin Chin-ching
和名表記: りん きんけい
発音転記: リン ジンジーン
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中華人民共和国成立前の上海・復旦大学に留学した後、台湾大学早稲田大学国際法を研究。高等文官試験行政官、弁護士、外交官資格を取得した。

中華民国法務部秘書官、台湾省政府民政庁課長、外交部日韓課長、中華民国駐大阪領事などを務め、中華民国駐日大使館政務参事官の職にあった1972年日華断交に直面した。その後も一貫して日台関係に関与し、亜東関係協会副代表を経て、李登輝政権下の1993年から1996年まで駐日代表、1996年から2001年まで亜東関係協会会長、陳水扁政権で総統府国策顧問中国語版を務めた。

1988年亜細亜大学大学院法学研究科で「戦後の日華関係と国際法」という論文(有斐閣から出版)により法学博士を取得[1]1992年には日華文化協会から第1回日華文化賞を受賞している。

2003年台南県長栄大学日本研究所教授に就くも、肝臓癌のため死去。

著書

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  • 『梅と桜――戦後の日華関係』(サンケイ出版、1984年3月)
  • 『戦後の日華関係と国際法』(有斐閣、1987年1月)

脚注

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先代
許水徳
台北駐日経済文化代表処代表
1993年 - 1996年
次代
荘銘耀