林明美

日本の女性アニメーター、キャラクターデザイナー (1971-)

林 明美(はやし あけみ、1971年8月8日 - )は、日本アニメーターアニメーション演出家キャラクターデザイナー愛知県出身。スタジオカラー所属後、現在はフリーランス。

はやし あけみ
林 明美
プロフィール
生年月日 (1971-08-08) 1971年8月8日(53歳)
出身地 日本の旗 日本愛知県
出身校 代々木アニメーション学院
職業 アニメーター
アニメーション演出家
キャラクターデザイナー
所属 フリーランス
活動期間 1992年 -
ジャンル アニメーション
交流関係 大地丙太郎宮崎なぎさ
代表作同級生』(キャラクターデザイン・総作画監督・絵コンテ・演出・作画監督)
フルーツバスケット』(キャラクターデザイン・総作画監督・作画監督)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(作画監督)
PEACE MAKER鐵』(キャラクターデザイン・作画監督)
少女革命ウテナ』シリーズ(作画監督)
公式サイト Akemi Hayashi Website
テンプレートを表示

略歴・人物

編集

代々木アニメーション学院を卒業後、ゆめ太カンパニーに入社し、『お〜い!竜馬』でアニメーターデビューを果たす。1996年にフリーランスとなってからは『フルーツバスケット』『PEACE MAKER鐵』などの作品でキャラクターデザインを手がけるようにもなった。

2000年代に入ってからはガイナックスに所属し、同社作品に原画作画監督などの役職で携わる。2007年に放送された「アニ*クリ15」ではアーティストのI's CUBEとタッグを組み、自身の初監督作品として『ナミダの向こう・・』という約1分間のショートアニメを制作した。

アニメ雑誌アニメディア」に掲載されたキャラクターデザイナー(『PEACE MAKER鐵』)インタビュー記事では、「演出・作画の両面で仕事ができるような人になりたい」と話し、その例として平松禎史を挙げていた。

女の子を描くのが好きであり、過去に携わった作品の幾つか(『ナースエンジェルりりかSOS』『少女革命ウテナ』など)は女の子が主人公である。日本のアニメーションにおける女性作画陣の代表的な人物として有名、描画の際の線はとても美麗であり、国外にもファンがいるという。

アニメーション演出家大地丙太郎宮崎なぎさとは交友がある。ごくまれに、アニメーターの小林明美と間違われることがある。

主な参加作品

編集

テレビアニメ

編集

劇場アニメ

編集

ゲーム

編集

その他

編集
  • ナミダの向こう・・(2007年) 原作、監督、絵コンテ、演出、キャラクターデザイン、美術設定、原画 (アニ*クリ15提供作品)
  • 花は咲く(2013年) 原画 (PV)
  • 日本アニメ(ーター)見本市 「そこからの明日。」(2015年) 原案・監督・画コンテ・演出
  • Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-(第7話エンドカード)
  • 株式会社カラー創業10年記念作品「よいこのれきしアニメ おおきなカブ(株)」(2016年)作画

著書 

編集
  • 『林明美アニメーションワークス thesaurus』2019年7月29日発売、ISBN 978-4-7580-1650-6

脚注

編集
  1. ^ フルーツバスケット(2001) :作品情報”. アニメハック. 2020年5月24日閲覧。
  2. ^ 渡辺信一郎監督の新アニメ「LAZARUS ラザロ」2025年放送!宮野真守らキャスト発表”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年10月19日). 2024年10月19日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集