林孝二郎
日本の地方公務員。千葉市副市長
林 孝二郎(はやし こうじろう、1946年〈昭和21年〉1月[1] - )は、日本の建設技監、地方公務員。国土庁大都市圏整備課長、千葉市副市長などを歴任。
人物・経歴
編集1946年 千葉市に生まれる。千葉市立葛城中学校卒業、1964年 県立千葉高校卒業。1969年 東京大学工学部都市工学科卒業。同年 建設省に入省し、国土庁、富山県庁、愛知県庁などで都市づくり、地域づくりに携わる。1992年 (平成4年) 千葉市都市局長、1995年 国土庁大都市圏整備課長、1997年 東京都 防災都市づくり、開発計画部長、2002年 千葉市副市長、2008年12月 退職[1]。
2009年千葉市長選挙
編集2008年年末、当時の千葉市長・鶴岡啓一は翌年の次期市長選挙不出馬とともに林を後継指名した。林は12月に副市長を退任し、選挙戦に専念したが翌2009年4月22日、鶴岡が収賄容疑で警視庁に逮捕され、林は逆風の下での戦いとなった。選挙は5月31日に告示され、林の他に元千葉市議会議員の熊谷俊人、日本共産党所属の結城房江が立候補。6月14日に投開票され、林は熊谷に5万票以上の大差をつけられ敗れた[2][3][4]。
※当日有権者数:人 最終投票率:43.50%(前回比:pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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熊谷俊人 | 31 | 無所属 | 新 | 170,629票 | 53.47% | 民主党・千葉市民ネット・新社会党推薦 |
林孝二郎 | 63 | 無所属 | 新 | 117,560票 | 36.84% | 自由民主党・公明党推薦 |
結城房江 | 65 | 日本共産党 | 新 | 30,933票 | 9.69% |
栄典
編集脚注
編集- ^ a b "千葉県内の衆議院議員選挙 公開質問状ー候補者の政策を知る会". excite blog. 2023年7月27日閲覧。
- ^ "市職労も敗北した千葉市長選". JanJanニュース. 18 June 2009. 2023年7月27日閲覧。
- ^ "千葉市長選挙". 選挙NEXT. 2023年7月27日閲覧。
- ^ “市議の「思いやり」支えに 対応に忙殺された2カ月 市長逮捕”. 千葉日報 (2015年3月24日). 2023年7月27日閲覧。
- ^ “令和4年春の叙勲 瑞宝中綬章P17”. 総務省. 2023年7月27日閲覧。