板持駅
山口県長門市にある西日本旅客鉄道の駅
板持駅(いたもちえき)は、山口県長門市深川湯本字立野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)美祢線の駅である。
板持駅 | |
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ホーム(2007年6月) | |
いたもち Itamochi | |
◄長門湯本 (2.3 km) (2.7 km) 長門市► | |
所在地 | 山口県長門市深川湯本字立野124 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■美祢線 |
キロ程 | 43.3 km(厚狭起点) |
電報略号 | モチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
7人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1958年(昭和33年)7月25日[1] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集- 1958年(昭和33年)7月25日:美禰線(現・美祢線)長門湯本駅 - 正明市駅(現・長門市駅)間に新設開業[1]。気動車の旅客のみを取り扱う駅員無配置駅[2]。美祢線各駅の中で最後に開業した駅である。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が継承[1]。
- 2010年(平成22年)7月15日:大雨による厚狭川氾濫で橋梁や路盤が流失。全線不通となり、営業休止。
- 2011年(平成23年)9月26日:全線で運転再開により、営業再開。
- 2023年(令和5年)7月1日:大雨による厚狭川増水で橋梁や路盤が流出[3]。全線不通となり、営業休止。4日より代行バスが運行開始[4][5]。
駅構造
編集長門市方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)。長門鉄道部管理[6]の無人駅であり、駅舎はなく、ホーム上に待合所が設けられているのみになっている。よって、直接ホームに入る形になっている。
また、駅前スペースは狭小で、駐輪場が設けられているのみである。
利用状況
編集1日の平均乗車人員は以下の通りである[7]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 21 |
2000 | 28 |
2001 | 23 |
2002 | 22 |
2003 | 39 |
2004 | 16 |
2005 | 14 |
2006 | 18 |
2007 | 20 |
2008 | 19 |
2009 | 19 |
2010 | 19 |
2011 | 15 |
2012 | 14 |
2013 | 11 |
2014 | 13 |
2015 | 14 |
2016 | 15 |
2017 | 12 |
2018 | 11 |
2019 | 11 |
2020 | 12 |
2021 | 10 |
2022 | 7 |
駅周辺
編集駅周辺は長門市中心部より南側の、住宅団地と田園地帯が混在するエリアにあたる。駅の東側には国道316号が美祢線と並行して通っており、田園地帯の中に店舗や事業所などが建つ。
- 板持簡易郵便局 - 北へ約200メートル
- ながとスポーツ公園 - 東へ約800メートル
- 長門市立向陽小学校 - 南へ約1.2km
バス路線
編集- ※停留所は駅の西側約120メートルの団地内にある。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「山口線・美祢線・宇部線・小野田線・岩徳線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第7号、朝日新聞出版、2009年8月23日、21頁。
- ^ 「広鉄、駅員無配置駅を開設」『交通新聞』交通協力会、1958年7月11日、1面。
- ^ “JR美祢線 美祢市の厚狭川で橋と線路が崩落 盛り土も流出”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月23日閲覧。
- ^ “橋りょう流され運行できず…JR美祢線の代行バス運行始まる”. TBS NEWS DIG. TBS・JNN NEWS DIG合同会社. 2023年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月23日閲覧。
- ^ “美祢線 代行バスの時刻等のお知らせ”. 西日本旅客鉄道株式会社. 2023年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月23日閲覧。
- ^ データで見るJR西日本2021 - 西日本旅客鉄道 p.94
- ^ 山口県統計年鑑 - 山口県
関連項目
編集外部リンク
編集- 板持駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道