松葉一清
建築評論家
(松葉一淸から転送)
松葉 一清(まつば かずきよ、1953年1月27日[1] - 2020年2月3日)は、日本の建築評論家、武蔵野美術大学教授。専門は、近代建築・都市史、現代建築評論[2]。
生涯
編集兵庫県出身。京都大学工学部建築学科卒、朝日新聞社に入る。編集委員などを経て、2008年武蔵野美術大学教授。2011年日本建築学会文化賞受賞。
2020年2月3日、急性心不全により死去。67歳没[3]。
著書
編集- 『やまぐち建築ノート』マツノ書店 防長紀行 1979
- 『近代主義を超えて 現代建築の動向』鹿島出版会 1983
- 『日本のポスト・モダニズム』三省堂 都市のジャーナリズム 1984
- 『東京ポスト・モダン』三省堂 都市のジャーナリズム 1985
- 『ポスト・モダンの座標』鹿島出版会 1987
- 『帝都復興せり! 『建築の東京』を歩く』平凡社 1988 のち朝日文庫
- 『東京発・都市の現在 文化はキッチュをめざす』駸々堂出版 1988
- 『幻影の日本 昭和建築の軌跡』朝日新聞社 1989
- 『パリの奇跡 メディアとしての建築』講談社現代新書 1990 『パリの奇跡 都市と建築の最新案内』朝日文庫 1998
- 『現代建築ポスト・モダン以後』鹿島出版会 1991
- 『公共建築宣言』経済調査会 1992
- 『東京現代建築ガイド』鹿島出版会 1992
- 『失楽園都市 20世紀の夢と挫折』講談社選書メチエ 1995
- 『アンドウ 安藤忠雄・建築家の発想と仕事』講談社 1996
- 『東京現代建築ガイド 2(2000’s)』鹿島出版会 1999
- 『モール、コンビニ、ソーホー デジタル化がもたらす都市のポピュリズム』NTT出版 2002
- 『新建築ウォッチング 2003-2004』朝日新聞社 2004
- 『『帝都復興史』を読む』新潮選書 2012
- 『現代建築のトリセツ 摩天楼世界一競争から国立競技場問題まで』PHP新書 2016
共編著・監修
編集論文
編集外部リンク
編集脚注
編集- ^ 『著作権台帳』
- ^ 『現代建築のトリセツ』著者紹介
- ^ “松葉一清さん死去”. 朝日新聞社. (2020年2月5日) 2020年2月5日閲覧。