松島 巖(まつしま いわお、1937年 - 2007年以降没)は前橋工科大学名誉教授、第2代学長[1][2]

腐食防食・耐食鋼の研究、研究で知られる。腐食防食協会協会賞などを受賞[3]

来歴

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京都府京都市に生まれる。菁々中学校を経て、東京大学理学部化学科を卒業した。[要出典]

1959年から1997年まで日本鋼管に研究職として勤務する。この間、1963年-1965年には、マサチューセッツ工科大学に留学した。[要出典]また、1982年に論文「鉄鋼の局部腐食の研究」で工学博士の学位を東京大学より取得した[4]1995年 - 1996年には国際協力機構 (JICA)の長期派遣専門家として、メキシコ工科大学教授を務めた[5]

1997年、前橋工科大学建築学科教授に就任した[5]2003年から2007年まで同大学第2代学長を務めた[1][6]

著訳書

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  • H.H.ユーリック(著)『腐食反応とその制御』(松田誠吾との共訳)産業図書、1968年(改訂版:1974年・1989年)
  • 『錆と防食のはなし』日刊工業新聞社、1987年(改訂版:1993年)
  • 『低合金耐食鋼』地人書館、1995年
  • 『腐食防食の実務知識』オーム社、2002年
  • 『トコトンやさしい錆の本』日刊工業新聞社、2002年

脚注

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