松山市立子規記念博物館
俳人正岡子規を記念する愛媛県松山市立の博物館
松山市立子規記念博物館(まつやましりつしききねんはくぶつかん)は、俳人正岡子規を記念し1981年4月2日に開館した愛媛県松山市立の博物館。
松山市立子規記念博物館 Matsuyama City Shiki Memorial Museum | |
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施設情報 | |
正式名称 | 松山市立子規記念博物館[1] |
館長 | 竹田美喜(2007年~) |
事業主体 | 松山市 |
管理運営 | 株式会社レスパスコーポレーション(指定管理者)[2] |
開館 | 1981年4月2日 |
所在地 |
〒790-0857 愛媛県松山市道後公園1-30 |
位置 | 北緯33度50分58.8秒 東経132度47分13.8秒 / 北緯33.849667度 東経132.787167度座標: 北緯33度50分58.8秒 東経132度47分13.8秒 / 北緯33.849667度 東経132.787167度 |
外部リンク | 松山市立子規記念博物館 |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集高度経済成長が終わりを告げた1970年代後半以降、松山市は成熟期を迎えていた。当時の市長の中村時雄もそれまでの工業化路線を変更し、文化施設の建設(ハコモノ行政)を推し進めた。そのような流れの中で、子規記念博物館も開館された[3]。なお子規記念博物館は、開館に助役として携わった小笠原臣也(後の広島県副知事・呉市長)を介して、呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)の開館にも影響を与えた[4]。
地階から4階まであり、2階の展示第1室には「道後・松山の歴史」「子規とその時代」、3階の展示第2室には「子規のめざした世界」をテーマとした展示がある。開館当時、隣接して愛媛県立道後動物園があったが、現在は道後公園となり、庭園だけでなく、湯築城史跡公園として整備されている。
2015年6月(開館から約34年2カ月)には来館者が累計450万人を突破した[5]。
2017年に3階の常設展示室をリニューアルした[6]。さらに2024年7月に2階を中心に常設展示室をリニューアルした[6]。
歴代館長
編集脚注
編集- ^ 松山市立子規記念博物館条例
- ^ 指定管理者制度導入施設一覧
- ^ 市川虎彦「地方中核都市の政治 : 愛媛県松山市の市政」、2020年4月30日閲覧。
- ^ “大和ミュージアム設立を契機とする呉市周辺の観光変化”. 山本理佳. 国立歴史民俗博物館研究報告 第193集 (2015年2月). 2016年12月23日閲覧。
- ^ “松山・子規記念博物館、入館者450万人を突破”. 2016年12月23日閲覧。
- ^ a b “松山・子規博が常設展示室を7年ぶり新装 3日公開、映像展示に注力”. 愛媛新聞 (2024年7月2日). 2024年7月2日閲覧。